日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

義経 第8回「決別」その2

謎の「三位殿」の件ですが、『2005-02-27 - 登録選手』さんによれば「九条三位殿」ということで九条兼実ではないか?とのこと。今回の放送は何度も見返したわけじゃないので、聞き逃していた可能性がある。ただ御自身が「聞き間違いか?」と仰られているので…

義経 第8回「決別」

今回もまだ承安元年(1171)。 前回謎を残した殿下乗合事件もどき*1ですが、平重盛が郎従を引きつれて「三位殿」の邸宅に押し入り、烏帽子を取り返して事件は集結。「三位殿」は分からずじまいだし、視聴者への説明も充分とは言い難い。一門の権威を守るために…

遠いうた/徳川元子/文春文庫

遠いうた―徳川伯爵夫人の七十五年 (文春文庫)作者: 徳川元子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る 一、ふるさと 加賀町 二、母の死の頃 三、駿河台の家 四、祖父母や父のことな…

登録1件

安土城

太平記 第7回「悲恋」

引き続き今週分デス。 年が変わって正中二年(1325)。 赤橋登子(沢口靖子)との縁談が進むなか、身籠もったという藤夜叉(宮沢りえ)と会う足利高氏(真田広之)。藤夜叉をお姫様だっこして馬に乗り、高氏が闇夜を駆け抜ける。鎌倉の町はずれで「私を都に連…

太平記 第6回「楠木登場」

先週分をようやく視聴しました。 前回、赤橋守時(勝野洋)に助けられた足利高氏(真田広之)は父足利貞氏(緒形拳)とともに赤橋邸へ御挨拶に赴く。結局のところ高氏投獄の話は、足利家と赤橋家、ひいては高氏と赤橋登子(沢口靖子)を結びつけるための演出…

書籍10冊

図説安土城を掘る/滋賀県安土城郭調査研究所/サンライズ出版 ISBN:4883252663 雨森芳洲/上垣外憲一/講談社学術文庫 ISBN:4061596969 中世の非人と遊女/網野善彦/講談社学術文庫 ISBN:4061596942 飛鳥幻の寺、大官大寺の謎/木下正史/角川選書 ISBN:40…

登録1件

御家騒動

歴史読本3月号 徳川300藩御家騒動録/新人物往来社

歴史読本 2005年 03月号出版社/メーカー: 新人物往来社発売日: 2005/01/24メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る月刊誌はなるべく早めに読もうと心がけていたのだが、うっかり忘れて1ヶ月の遅れ。もう今月の新刊が発売されているじ…

その時歴史が動いた/我が運命は民と共に/NHK総合

鎌倉時代末。権力を独占する北条高時は田楽や闘犬に興じるばかりであった。政治は腐敗し税はあがり、庶民は苦しんでいた。政治を北条氏から奪い取るため、倒幕に立ち上がった後醍醐天皇。しかし幕府には不満を持ちながらも、その武力をおそれた武士たちは天…

登録1件、編集1件

松平春嶽 誘導のみ。 松平慶永 誤字を修正。

横井小楠と松平春嶽/高木不二/吉川弘文館

横井小楠と松平春嶽 (幕末維新の個性)作者: 高木不二出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2005/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る 一、越前藩の横井小楠招請 二、文久期の藩政改革と中央政局 三、慶応期における…

義経 第7回「夢の都」その2

昨日*1の続きでーす。 再び話は伊豆の頼朝に。頼朝・安達盛長・比企尼、でもう一人は誰? キャストを見返してみると該当しそうなのは、桂(小林千晴)かな。どういう役どころなのか気になる。普通に考えれば頼朝の世話をする下女だろうか。しかし、比企尼・…

義経 第7回「夢の都」

1日遅れになってしまった。 今回もまだ承安元年(1171)で、第4回*1から変わってない。 安達盛長を連れて釣りをする頼朝。そうそう、やっぱり盛長と連れだって出かけてくれないとね。二人の会話から盛長が比企尼の娘を嫁にしていることが説明される。しかし、…

信長軍の司令官/谷口克広/中公新書

信長軍の司令官―部将たちの出世競争 (中公新書)作者: 谷口克広出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (27件) を見る id:sanraku2:20050218:b1 第七章、方面軍の設置 第八章、西部方面作戦…

シンポジウム「埼玉の戦国時代 検証比企の城」/史跡を活用した体験と学習の拠点形成事業実行委員会

http://www.ksky.ne.jp/~rekishi/sinposengoku.htm 埼玉県立歴史資料館の近く、歩いて5分ほどの国立女性教育会館講堂が会場。土日の2日間かけて行われ、両日とも参加する予定であったのだが、ゆえあって土曜の1日目しか参加できませんでした。帰宅後、友人宅…

企画展「埼玉の戦国時代 城」/埼玉県立歴史資料館

http://www.ksky.ne.jp/~rekishi/saitamasengoku.htm 昨日、雪の降りしきるクソ寒い中、行ってまいりました。 東武東上線武蔵嵐山駅から徒歩10分ちょっと。この日はシンポジウムもあったので、途中2ヶ所で案内掲示を持って立ってる人がおりました。寒い中ご…

義経 第6回「我が兄頼朝」その2

遅ればせながら、先週放送分*1のキャストを改めて見返してみる。 堀(徳井優) 仁田(上杉陽一) 天野(真夏竜) 北条館での宴会シーンで登場していたと思われる面々。仁田と天野もいたのか。しかし名字だけで諱は無く、悲しいかな扱いはぞんざい。 3人とも…

信長軍の司令官/谷口克広/中公新書

信長軍の司令官―部将たちの出世競争 (中公新書)作者: 谷口克広出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (27件) を見る 第一章、信長軍の組織と編成 第二章、尾張一国から美濃併呑へ 第三章…

滝沢“義経”がスタジオで初の鎧姿

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000010-sks-ent http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000010-nks-ent http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000022-spn-ent http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000019-dal-ent…

満済/森成暁/ミネルヴァ書房

満済―天下の義者、公方ことに御周章 (ミネルヴァ日本評伝選)作者: 森茂暁出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2004/12メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る id:sanraku2:20050216:b1 第四章、足利義教と満済 第五章、京都と…

その時歴史が動いた/日米攻防90日 国際軍縮を実現せよ!/NHK総合

第一次大戦後の1921年、米・ワシントンで国際軍縮会議が開かれる。参加国のうち日米両国は当時、太平洋防備をめぐり緊張関係にあった。代表として会議に参加した海軍大臣・加藤友三郎は、日本を警戒し大幅な軍縮を迫る米と、これに反発し戦争も辞さない…

フジ系人気時代劇「大奥」が特番で復活

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050216-00000001-sks-ent 復活する特番は、4月8日午後9時から放送の「大奥〜第1章〜SP」。連続時代劇版では、家光(3代将軍)を愛し守り続けた“大奥最強の女”春日局の死をもって終了したが、特番はその8年後が…

編集1件、登録3件

征夷大将軍 征夷大将軍には清和源氏の流れをくむ人物しか就任する事はできない。徳川家康も、朝廷からの任命書には「源家康」と書いてあった。なお、徳川家康は源氏の流れではないが、家系図を譲り受けて、源氏を名乗った。 概念論には手を出したくないのだ…

満済/森成暁/ミネルヴァ書房

満済―天下の義者、公方ことに御周章 (ミネルヴァ日本評伝選)作者: 森茂暁出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2004/12メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 第一章、将軍門跡 第二章、足利義満と満済 第三章、足利義持と満…

新・中世王権論/本郷和人/新人物往来社

新・中世王権論―武門の覇者の系譜 (人物選書)作者: 本郷和人出版社/メーカー: 新人物往来社発売日: 2004/11メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (16件) を見る id:sanraku2:20050214:b1 第4章、承久の乱 第5章、北条氏政権の骨格 第6章、幕…

新・中世王権論/本郷和人/新人物往来社

新・中世王権論―武門の覇者の系譜 (人物選書)作者: 本郷和人出版社/メーカー: 新人物往来社発売日: 2004/11メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (16件) を見る 序章、武門の覇者の類型 第一章、東国武士の肖像 第二章、幕府草創 第三章、競…

登録1件

赤橋守時

太平記 第5回「危うし 足利家」

前回、正中の変に関係したとして捕らえられた足利高氏(真田広之)。父足利貞氏(緒形拳)・弟足利直義(高嶋政伸)をはじめとする足利一族は右往左往。 あくまで足利家を幕府・北条家と対立するものとして描こうとの演出だろうが、さすがにここまでくるとや…

義経 第6回「我が兄頼朝」

まだ相変わらず承安元年(1171)のようですねー。徳子入内もまだだし。 それにしても平家の面々がやたらと遮那王を警戒してますね。そりゃまあ、あんだけ遊びあるいていたら気にもなるでしょうけど、気にしているわりにはユルユルですね。結果として遮那王は奥…