2015四国バースデイきっぷ旅行11―高松城―
※2015年7月25日の記事です。
旅の最終日4日目は高松城の早朝散歩からスタート。
JR高松駅から東へ徒歩2~3分。8年ぶりに訪ねました。
春と夏は5時半から開門している西入口より、6時半過ぎに入城。
開園60周年記念で、この日は入場無料でした。
まずは天守台を目指して鞘橋へ。
そして西側には天守台。
前回は周辺が埋め立てられていて残念な感じでしたが、今回はあるべき姿を拝むことができました。
前回は立入禁止でしたので、今回初めて天守台へと入りマス。
玉藻廟を撤去して天守復元を目指している高松城ですが、具体的な話は進んでいないようです。
石垣の上に展望デッキが設けられていました。定員20人だそうです。
鞘橋の全体が見渡せます。左側の屋根の色が違うのは何故かしら?
高松城は瀬戸内海に面して築かれた海城。かつては海水を堀に引き込んでいました。
現在は海から少し離れてしまいましたが、内堀の向こうに瀬戸内海を僅かに望むことができます。
内堀は遊覧船が出ているようですが、早朝はまだやっていませんでした。
続いて北の丸跡に残る月見櫓・水手御門・渡櫓の重要文化財3連コンボ。
次は三の丸跡に旧藩主松平家別邸として建てられた披雲閣へ。
前回は一部見学出来ましたが、普段は非公開です。
ちなみに披雲閣は前回訪問後、重要文化財に指定されました。
また庭園も国指定名勝となっています。
そして南東隅の旧東之丸艮櫓へ。太鼓櫓跡に移築されたもので、これまた重要文化財。
旭門より退城。
旧東之丸艮櫓を中堀越しに眺めた後、反時計回りに城外をめぐります。
東の丸跡に建つ香川県民ホールの敷地内に石垣が残っています。
石垣は向かいの香川歴史博物館にも。
香川県民ホールの石垣をたどっていくと、北東隅に櫓台がありました。
先程の旧東之丸艮櫓が建っていた艮櫓跡です。
その艮櫓跡から西にもずらっと石垣が連なっていました。
最後に月見櫓を城外から撮って終了。
以上、ほぼ1時間の高松城散策でした。