日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

太平記 第33回「千寿王と不知哉丸」

千寿王*1と不知哉丸*2が初対面!
というか二人とも何かしゃべってよ・・・とても微妙な空気だ(苦笑)。のちの二人の関係を考えればそれでいいんでしょうけど、せめて子供のときくらい・・・とか思ってしまう。
それから尊氏は、いまのところ不知哉丸を気にかけている様子ですが、いつから空々しい関係へと移行するのかが気になるところ。


さて足利家内部の問題(しかもストーリーは虚構)はさておき、政治上のストーリーはあまり進まず。いつの間にか中先代の乱は片づいていましたが、建武政権が尊氏を京都に召還しようとするところで次回へ。
中先代の乱に3回分も費やすのは*3やりすぎな気もしますが、尊氏が建武政権からの独立を志向し、後醍醐天皇と決別するというターニングポイントに当たることからじっくり描いているんでしょうね。


あ、それから尊氏は乱後に勲功賞として従二位に叙されたのですが、ドラマでは出陣を追認ではなく黙認されただけなので何の話もなく。

*1:後の足利義詮

*2:いざやまる(仮名)。後の足利直冬

*3:中先代の乱そのものの描写はほとんど無いんですけどね(涙)。