日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

近江編/5日目/大津市

<写真>http://www2.pf-x.net/~sanraku/ohmi11/index.htm


最終日は膳所・瀬田をめぐります。大津ともこれでお別れ。それにしても大津のボリュームは侮れませんなー。京都の影に隠れてるけど、大津もいいね。

9:10 京阪石山駅到着

9:15 今井兼平墓

義仲寺に詣でたらこちらもお忘れ無く。それにしても何で義仲寺とだいぶ離れてるんですかね。木曽義仲と今井兼平がほぼ同一の場所で最期を遂げたというのは『平家物語』の脚色か?

9:35 瀬田唐橋

古代からの交通の要衝。何度も架け替えられ、現在は昭和の鉄筋コンクリート橋。

9:50 瀬田城跡

唐橋の交通を監視した瀬田城。跡地は料亭になってます。

10:05 御霊神社

本日最大の目的、膳所城移築遺構めぐりのひとつ目はここの神門。詳しいことはよく分からない模様。


この後、旧伊庭家住宅(住友活機園)へ向かうが、ここは通常非公開。それでも何とか外観だけでも撮影出来ぬものかと思ったのですが、門は閉じられているし、建物は小高い丘の上とあってお手上げ状態。
あ、ちなみに11月18日・19日に特別公開があるそうですよ*1

10:25 石山寺


瀬田川の緩やかな流れを左手に見つつ石山寺へ。ここも文化財建築が豊富。拝観料500円。その他、本尊胎内仏拝観で300円、「石山寺紫式部展」拝観で200円、合わせて1000円。よくよく考えると結構搾り取られてるぞ(苦笑)。

11:40 石山寺山門前バス停出発

ちょうどバスが来たので飛び乗る。

11:45 石山寺駅出発

こちらもちょうど出発直前だったので飛び乗る。

11:50 瓦ヶ浜駅到着

11:55 杉浦重剛旧宅

門前に「杉浦重剛先生誕生地」とある。あれ?生まれたところは昨日訪れたところじゃないの? まあ、近いっちゃ近いけど1kmくらいは離れてるし・・・。

12:00 若宮八幡神社

膳所城移築建築シリーズ第二弾。表門がそれです。よくよく考えてみれば、神社に高麗門・薬医門があるってのも特異だよなー。

12:05 膳所城瀬田口総門跡

ン・・・あれッ?!無い!!!
そう、無いんです。そこにあるはずの番所が。民家として使用されている番所が。場所を間違えたかと思いましたが、石碑はちゃんとあるし・・・。
しばし呆然としていると、後から自転車に乗った女性がやってきて「あれ、確かここに古い建物が・・・。」どうやらこの方も番所目当てにやって来た様子。私は「えぇ、あったハズなんですけどね。どっか移転しちゃったんでしょうか」と返すのがやっとでした。
うーん、番所の建物はどこへ行っちゃったのでしょう? 壊されたのか、移転したのか、何かご存じの方が居られましたら、教えていただきたい。気になって仕方ありません。(^^;

12:15 本多神社

膳所藩主本多家を祀る。浜御殿があった場所に旧藩士が建てたものです。

12:30 記恩寺

名前はお寺でも、実態は別荘庭園。取りあえず見学には事前予約が必要。ってことで、外から覗くだけで退散。

12:40 篠津神社

表門は膳所城の北大手門を移築したもの。確かにちょっと立派な感じがする。

12:50 膳所城跡

事前に聞いていたとおり、普通の公園になってる。なんちゃって城門・堀・塀、それに長屋みたいのがありますが、あまりやる気は感じられません。

13:10 膳所神社

表門・北門・南門がそれぞれ膳所城の城門を移築したもの。

13:30 縁心寺

膳所藩主本多家の菩提寺。歴代の墓所があります。

13:35 和田神社

表門は藩校の門を移築したもの。

13:40 響忍寺

膳所藩家老屋敷の門という立派な長屋門があります。

13:45 石坐神社

14:00 六体地蔵堂

大トリを飾るのは膳所城内の櫓を移築改造したと伝わるこの地蔵堂。しかしまあ、屋根以外は城郭建築の面影を留めてないですな・・・。



今回もまたハードスケジュールで、膝を痛めたりもしましたが、だいたい予定通り見て回れたかと。個人的には満足。今回は日焼け対策もバッチリだったし。
さて、今後はどこへ行こうか。しばらくは遠征を控えて、関東をうろちょろすることにしようかな。