京都2014秋の特別公開をめぐる旅15―妙法院門跡―
※2014年10月31日の記事です。
バスで東山七条へ移動して、バス停すぐ前の妙法院へ。青蓮院、梶井(三千院)と並ぶ天台宗三門跡のひとつです。
「第50回記念 京都非公開文化財特別公開」の3箇所目で、こちらでは庫裏(国宝)と大書院(重要文化財)などが公開されました。勿論撮影不可ですが。
国宝の庫裏。
8年ぶりの訪問になります。前回は公開日ではなかったので、外観見学のみでした。
こちらが入口。庫裏から大書院、宸殿、宝物庫などを見学しました。
玄関(重要文化財)は公開日でなくても見学可能。
前回は玄関で引き返してしまったのですが、奥へ進むと普賢堂への扉が開いており、こちらも常時公開されていたようです。
普賢堂への途中にある七卿碑。
八・一八の政変で失脚した三条実美ら攘夷急進派の七卿が、妙法院で合議の末に長州へと下った所謂「七卿落ち」を記念して大正時代に建てられたものです。