日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

京都・大阪・高野山をめぐる旅1〜二条城〜

※2013年4月26日の記事です


今年のGWの旅行記になります。ようやく2ヶ月遅れにまで巻き返してきました。もう少しだ、ガンバレ私!
さて1日目の行程ですが、二条城を皮切りに東へと向かい、京都御所や本能寺に寄りつつ、ゴールは東山の青蓮院でライトアップを堪能、という歩き通しの1日でした。


と言うわけで、まずは10年ぶりの二条城なんですが・・・訪ねた日が悪かったようで、朝から修学旅行と思しき学生の集団が次から次へと出入りしていました。この状況下では城内の撮影が満足にできそうにないと判断。城内は諦めて、その代わりに外堀沿いをグルっと一周してきました。


朝9時前に京都駅に到着。


山陰本線に乗り換え。昨秋、嵐山に行ったときもそうでしたが、結構混んでいて座れません。


ふたつ先の二条駅で下車。
地下鉄に乗り換えるという手段もありますが、1駅でしかも歩いてもすぐなので、歩いていくことにしました。


押小路通りを進むと、まず見えてくるのが西南隅櫓(重文)。


割と小ぶりの二重櫓です。


西南隅櫓から外堀沿いを東へと進みます。


南門。近代に造られた門のため、石垣が周囲とは異なるのが分かります。
橋は撤去されてしまっているため、現在は開かずの門となっています。どうせなら撤去して、石垣を元に戻せないものかしら。


そして東端まで来ると東南隅櫓(重文)があります。


西南隅櫓より大きいですね。その分、石垣の高さとのバランスに欠ける気がします。


西へ延びる外堀。


東南隅櫓前から北を望むと、すぐ向こうに東大手門が見えます。


修学旅行生の途切れた瞬間を狙って、東大手門(重文)をパチリ。


東大手門前から外堀沿いを進んで北端まで来ました。南側に向かって撮影。


北側外堀沿いの竹屋町通りを西へ進むと、北大手門(重文)があります。
こちらは一般用の出入口ではありません。


北西隅まで来ました。美福通りを南へ進みます。



西門(重文)。
現在は橋が撤去されて出入り出来ませんが、江戸時代はこちらが日常の出入口だったようです。


二条城は天下普請で諸大名が築いたため、様々な石垣を目にすることができます。
個人的には西側南部で目にしたこちらの石垣が好みです。石の大きさを揃えた打込ハギで、均整のとれた美しさがあります。


というわけで二条城の外堀を一周。40分足らずでした。そんなに広い城ではないので、気楽に一周出来るのが嬉しいですね。