日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

功名が辻 第6回「山内家旗揚げ」

祖父江新右衛門一家が加わって、所帯染みたコントが大増量。ドラマの展開としてはアリだろうけど、個人的には中だるみのように感じてしまう。

小袖の話は

先日*1述べたとおり。

子だくさんな祖父江新右衛門

彼のモデルと思しき人物に祖父江勘左衛門と祖父江宮内がいるのですが、どちらもその名跡を継いだのは実子ではない。つまり子供がいなかった可能性が高いということで、すなわち祖父江新右衛門はかなり創作性の強い、というかほとんど架空の人物と言ってよいでしょう。たぶん。

明智光秀美濃国安八郡で五千石を給す

永禄九年(1566)に織田信長より美濃国安八郡において四千五百貫の地を拝領したとかいう記述が、『明智軍記』にあるらしい。まあ、信憑性はかなり低いでしょうけど。
ちなみに永禄九年は足利義昭上洛の二年前。足利義昭は早くから信長へも上洛を要請していたということなので、そのころから光秀が折衝役を務めていた可能性はあるかも。