日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

東近江編/2日目/湖北町・浅井町・長浜市

<写真>http://www2.pf-x.net/~sanraku/ohmi02/index.htm

08:20 河毛駅到着

彦根から東海道線長浜行きに乗り、長浜で反対ホームの発車直前木之本行きに飛び乗る。河毛のホームに降り立つと、改札も何もない。無人駅かよ!
取りあえず、パッとみ駅舎のコミュニティハウスで自転車を借りる。切符もここで買える。駅前の浅井長政お市夫妻像の写真を撮っていざ小谷城へ。

08:50 脇坂安治屋敷跡

駅前から東へ真っ直ぐ進み、そして国道365線を北へ。まずは小谷城の西麓にあった脇坂邸跡に向かう。国道から脇道を入って行くのだが、なだらかな坂の直線道路が自転車乗りにはなかなかに厳しい。でも帰りは楽ちんポン。

09:20 小谷城

一旦、小谷山麓のコンビニで休憩。というか、急にお腹が痛くなったのでおトイレに(^^;
しかし、山の中に入ってからじゃなくて良かった。飲み物も買って準備万端。
児童館に自転車を置いて清水谷ルートから攻め入る。「パンフレットは児童館へ」なんて書いてあるけど児童館閉まっとるやんけ!ともかく谷筋を登ってゆくが、途中から急に険しくなる。昨日の横山城より道は整備されてはいるけどしんどい。しかも藪蚊がブンブン耳元で五月蠅くて仕方ない。手に持っていた「名城をゆく 小谷城長浜城」を振り回していたらすっぽ抜けて谷の方へ!。ヤバイと一瞬青くなったが、木の枝に引っかかって事なきを得た。そんなこんなで悪戦苦闘の末にひとまず本丸と大嶽の分かれ道に到着。大嶽へ行くかどうか迷ったが、往復1kmでしかも険しいと聞いてさっくり諦める(笑)
しかしその後の本丸方面が非常になだらかで楽だったことを考えると行ってもよかったかもしれない。
帰りは大手道を降り、児童館に戻ってくると出発から約2時間経過していた。しかも麓の畑にいた人たち以外の誰一人にあうことなく・・・。

11:30 小谷寺

特に見るべきものもないが、取りあえず立ち寄る。

12:10 実宰院

一旦は虎御前山城へ向かうのだが、根性がなくなりパス。中腹のキャンプ場まで車でいけるようになっているのだが、自転車で行くにはきつい勾配。歩いていくには距離がありすぎる・・・で、代わりに実宰院と孤蓬庵へ。しかし田んぼ道を猛烈な向かい風の中、漕いでゆくのもかなりしんどいものが。ここら辺の稲はみんな西向きに倒れているので、今日だけじゃないんだなと思った。

12:50 孤蓬庵

ここはスゲー落ち着く!しかも涼しいし。着いたときは汗だくだったが、小堀遠州作と伝わる庭を縁側に座ってボーっとしていると汗もすっかり引っ込み爽やか君。

13:50 山本山城跡

海苔とは関係ありません(^^; 登山口のある神社では隣の小学校の子供達が遊んでいた。お昼休みだったのかな。険しい切岸なんかもよじのぼったりしてて・・・子供は元気だなぁ、それに較べて俺は・・・と苦笑せざるをえない。
頂上の郭跡に出ると視界が開け、眼前に琵琶湖が臨める。で、その絶景ポイントに若いアベックが。ビミョーな空気に、思わず「気にせず続けて続けて」・・・などとは言えなかったので、写真だけはキッチリ撮ってサッサと退散。
マックで遅い昼飯をとって河毛駅へ。

16:00 長浜城

長浜駅で電車を降り、昨日行けなかった長浜城へ。城内資料館は特に見るべきものもなかったが、織豊史研究1〜4号をゲット。同じように織豊史研究を見て「あとで買おう」と言っていた女の子2人組がいて、彼女らに先んじて私が購入すると何やらひそひそ声で話していましたが「あの人やるわね」「ステキ!」などと言っていたに違いないのであります。