真珠湾論争/須藤眞志/講談社選書メチエ
真珠湾<奇襲>論争 陰謀説・通告遅延・開戦外交 (講談社選書メチエ)
- 作者: 須藤眞志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/08/10
- メディア: 単行本
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パールハーバーはルーズベルト米大統領に仕組まれた!日本はハメられたあんぽんたん!、という陰謀説はみなさんご存じのことかと思います。
その陰謀説は成り立たないんですよ、ププ・・・というのが本書の結論。
といってもまだ全十章中三章しか読んでませんがね。いきなり結論から来ているので。
まあ正直この件についてはほとんど知識がないので何とも言い難いのですが、コレに限らず陰謀説ってのはみんな好きだからねえ。
ただ、話はそれるけど陰謀史観というか勝者史観というかそういうのはもういい加減勘弁して欲しい。例えば石田三成らの挙兵は徳川家康の策略に引っかかったものだとか、中国大返しは秀吉が本能寺の変の黒幕だからできたことだとか、推測だけでこんなことを言うのはどんなもんか。
挙げ句の果ては、秘密結社の陰謀とか言い出す奴。それはひょっとしてギャグでいっ(略