滋賀県をめぐる旅1―大津・草津・栗東・守山・野洲―
※2014年11月29日の記事です。
遅くなりましたが、昨年の旅の締めくくりとなった滋賀旅行記をスタート。
この旅のお目当ては「彦根城夜楽」。問題は夜までどうするかで、取りあえず最初は竹生島か賎ヶ岳でも再訪しようかと考えていました。しかし天気予報では雨・・・というわけで、雨でも影響が少ない行程に変更。京都から彦根に向かって、東海道線沿線をめぐることにしました。
京都駅
いつもの如く東京駅6:30発の新幹線に乗り込んで、京都まで来ました。
大津駅
まずは2駅先の大津で途中下車。
大津別院
徒歩10分足らず。直前で雨脚が激しくなって、逃げ込むように到着しました。
大雨は5分ほどで弱まってくれました。
ここは9年ぶりの訪問。本堂と書院が重要文化財です。残念ながら書院を目にすることは出来ませんが。
大津事件跡碑
近くに大津事件の石碑があったことを思い出し、こちらも9年ぶりの訪問。
ロシア皇太子ニコライが津田三蔵に斬られて負傷した場所です。
南草津駅
3駅進みました。これ以降は初訪問になります。
雨もほとんど上がりました。
新宮神社
駅から徒歩10分。ここには重要文化財の小さな本殿があります。
草津駅
続いてお隣の草津駅に移動。
草津宿本陣
土方歳三ら新撰組も宿泊した本陣が今も残されています。国指定史跡。
とても広くて部屋数も多いので見どころがたくさんあります。
それなのに何故か貸切状態だったので、思う存分撮影させてもらいました。
伊砂砂神社
草津の街中で昼食を済ませたあと、旧中山道を北へ向かい、街外れまでやって来ました。
こちらの小さな本殿も重要文化財。
栗東駅
草津から1駅進んでまた途中下車。
いつの間にか青空が・・・朝の大雨が嘘のように天気が回復しました。
大宝神社
駅から北へ徒歩5分ほど。
守山駅
また1駅だけ進みました。
最明寺
最明寺入道北条時頼が建立したと伝わる石造五重塔(重要文化財)があります。
勝部神社
重要文化財の本堂は、低い塀に囲まれていました。
東門院
比叡山の東門として建てられたというお寺。
境内では銀杏・紅葉が色付いていました。
今秋は紅葉撮影せずに終わるかと思っていましたが、思いがけないところで機会に恵まれました。
野洲駅
またまた1駅進みました。
時間は15時半。野洲では広範囲を巡るため、途中下車もここまで。
圓光寺
北東へ進んで、まずはこちら。
本堂と石造九重塔が重要文化財です。
門扉からの望遠撮影ですが、手前にクモの巣が張っていて・・・あまり手入れされていないのかな。
古冨波山古墳(大岩山古墳群)
こちらはただの公園にしか見えませんが、こんもりしているのが円墳の盛土らしいです。
冨波古墳(大岩山古墳群)
続いては珍しい前方後方墳。
こちらは整備によって輪郭がハッキリとしていますが、やはり盛土は低い。
亀塚古墳(大岩山古墳群)
前方後円墳らしいですが、円墳にしか見えず。
生和神社
古墳めぐりの途中にも重文建築があるので立寄ります。
重要文化財の本殿。
大塚山古墳(大岩山古墳群)
前方部が失われ、円墳となっています。
古墳の南側はコスモス畑になっていました。
宮山二号墳(大岩山古墳群)
銅鐸博物館のある弥生の森歴史公園。
その敷地内にある小さな円墳が宮山二号墳です。
石室内部も見学できます。
17時を過ぎ、空が暗くなってきてしまいました。
大岩山古墳群は、まだ桜生史跡公園に3基(円山古墳・甲山古墳・天王山古墳)あるのですが、木々が生い茂っていてかなり暗く、撮影困難のため残念ながら今回は諦めることにしました。
思いのほか野洲散策に時間がかかって、予定時間をオーバーしてしまいました。というわけで彦根へと急ぎます。