関西私鉄沿線めぐりの旅14〜和歌山城〜
※2012年4月29日の記事です
御三家のひとつ紀州徳川家の居城・和歌山城を2年ぶりに訪ねました。
前回訪問したときは天守が修理工事中という残念無念な結果でしたので、そのリベンジです。
和歌山市駅から徒歩で向かう途中、勝海舟寓居跡に今回も立ち寄りました。というかルート上に石碑があります。
軍艦奉行の勝海舟が砲台検分のため滞在した場所です。
和歌山市駅から徒歩15分ほどで到着。西の丸跡の駐車場から天守曲輪の雄姿がバッチリ望めます。
城内に入ると清掃活動中の人達がたくさん。人ごみを避けるように進んでいくと、城の南側へ出ました。
南の丸跡には動物園があります。入場無料です。
クマー。
天守の開館時間が近いので長居はせず。
岡口門(重文)を見てから天守へと向かいます。
打込ハギの石垣が美しい松の丸櫓跡。
裏坂経由で登っていきます。
裏坂の眼下は先ほどの動物園。
天守が見えてきました。今度は工事中ではありません。
まだ白漆喰が眩しいです。
三重三階の大天守。残念ながら空襲で焼失したため、現在は鉄筋コンクリートによる再建です。
ここから先、天守曲輪は有料です。
唯一木造で復元された天守二の門より入場。
天守曲輪より見た大天守と小天守。小天守に玄関が設けられています。
コンクリ天守なので内部は気にせず、とりあえず最上階へ。眺めはまずまず。
ビルの向こうに和歌山市駅が見えました。
眼下には天守曲輪が見渡せます。奥に2基の二重櫓があり、それぞれ多聞櫓で連結されています。全て復元建築。
乾櫓の彼方には、紀伊水道に注ぐ紀ノ川の河口が望めます。
大天守より降りて小天守脇の台所へ。
非常用に設けられたという埋門へ続く階段が伸びています。
天守曲輪を後にして下山開始。
こちらは天守曲輪のお隣、本丸跡です。御殿がありました。現在は給水場になっていて立入禁止。
北側に下山。二の丸跡にやって来ました。
二の丸と西の丸を結ぶ御橋廊下。2006年に復元されました。
入場無料。西の丸跡へ向かいます。
橋の下は北堀。
外観はこうなってます。奥が二の丸、手前が西の丸。
そしてこちらは西の丸庭園(紅葉渓)。国指定名勝。
釣殿風の鳶魚閣(復元)ですが、もともとは池の中央にあったそうです。
美しい池泉庭園。前回真夏に訪れたときも思いましたが、紅葉の時季に訪ねてみたいですね。
眩しい新緑を堪能させてもらいました。