※2012年4月28日の記事です
桓武天皇が造営した長岡京。その中枢であった長岡宮跡(国史跡)をめぐりました。
朝堂院公園
西向日駅から北へ徒歩1分。朝堂院公園があります。
朝堂院は朝廷の儀式が執り行われた場所で、この公園ではその一部(西第四堂・回廊・楼閣)が平面表示されています。
朝堂院西第四堂跡。
回廊の南側へ突き出していた楼閣跡。
朝堂院と大極殿院の位置関係図。上方の長方形が大極殿院で、下方の正方形が朝堂院。
朝堂院公園は左下、朝堂院のほんの一部分であることが分かります。
閤門跡
大極殿院の正面出入口。整備はされておらず、空き地になっていました。
閤門跡のすぐ北側。
宝幢跡。儀式の際に旗を掲げました。
大極殿跡。大極殿院の中心に建てられ、天皇が儀式の際に着座する玉座が据えられていました。
後殿(小安殿)跡。大極殿の背後に設けられた天皇の休憩所。
長岡宮跡の西側に鎮座する奈良時代から続く神社。
新緑に覆われた石畳の参道を進みます。
拝殿。
重要文化財の本殿。明治神宮の本殿はこちらをモデルに作られたそうです。
内裏内郭築地回廊跡
阪急の線路の東側へ移動して、再び長岡宮跡めぐりを再開。
大極殿院・朝堂院の東に位置する内裏の築地回廊がここで発見されました。現在は埋め戻されて、住宅地の小さな公園となっています。
築地跡
内裏内郭築地回廊跡から南へ約300m。こちらは築地を見ることができます。