JR東日本パスの旅〜第4弾〜/1日目/上毛高原・仙台・松島
2ヶ月で4度目の旅ともなりますと、流石に肉体的にも精神的にも疲れが隠せません。それでも乗り放題きっぷが使える折角のチャンスしかもレンタカーが割安。次の機会は無いかもしれませんから、最後の力を振り絞って3泊4日の旅へと出掛けてきました。
(10/30更新完了…冒頭写真は日本製紙クリネックススタジアム宮城)
上越新幹線たにがわ401号(大宮→上毛高原)
まずは新幹線単独駅の上毛高原へ。平日の朝8時前なので、降りる人などいないかと思いきや、山歩きの方々で意外と賑わっていました。個人的には乗り放題きっぷが無ければ来ることは無かったでしょう。
自動改札はたったの2つ。
駅前にはD51が静態保存されていました。
駅周辺に街などあるはずもなく、山間の田舎風景が広がっています。
矢瀬親水公園(矢瀬遺跡)
道の駅月夜野に併設の公園。
園内には矢瀬遺跡(国史跡)の復元遺構があります。ここも縄文時代遺跡です。当時の上毛高原は先進地だったのかも。
また弓矢を構えた源義家の銅像もあります。
奥州征伐(前九年か?後三年か?)の折、残党が隠れた当地にやって来て、利根川を渡るため矢を対岸へ射て、それを目印に大軍を渡河させた、という伝説があるそうです。それが矢瀬の地名の由来だとか。
東北本線(太子堂→仙台→松島)
ここから松島へと向かいます。
仙台を跨いで運行する列車は数えるほどなので、乗り換えのロスがあります。それでも仙石線よりは早く到着するのでこちらを利用。
自動改札にちょっと違和感を覚えて外に出ると、
あっ、駅舎が新しくなってる。昨年建て替えられたそうです。
なお、東北本線の松島駅は観光スポットからは離れているので、あまり歩きたくない方は多少時間がかかっても仙石線の松島海岸駅を利用するのが良いでしょう。何故か私は三度の訪問全てこちらから来ていますが(汗)
松島駅から歩いて東へ向かいます。まず高城川を渡り、、、
仙石線の線路沿いを進んで、、、
この先、石巻方面は震災の被害を受けて運休中。10月末現在も未だ復旧ならず。
この時点でこの先へ行ってみる勇気はなく・・・石巻へは復旧してから行こうと思います。
五大堂
歩いて歩いて松島の観光地までやって来ました。遅い昼食に定番のカキフライをいただいてから再出発。
海に突き出した断崖上に立っているので津波の被害を心配していましたが、どうやら杞憂だったようです。
しかし石燈籠が崩れていました。やはり石塔は地震に対して脆いですな。
まあ、板碑はしっかり突き刺さっていましたけどね。
穏やかな松島の風景は震災前と変わりなく。遊覧船も運航していました。
瑞巌寺
杉林の参道を抜けて瑞巌寺へ。拝観料500円。
国宝の本殿は修復工事中。震災以前からの事業で、平成28年まで予定されています。
本殿が拝観できないため庫裏(国宝)が公開されていました。ただし堂内は撮影不可・・・トホホ。
さらに陽徳院霊屋(寶華殿)も公開されています。しかしこちらも撮影不可。しかも足場が組まれて何やら作業中でした・・・orz。ちなみに陽徳院とは伊達政宗正室である愛姫の院号。
震災の被害が少なかったという松島ですが、それでもそこかしこに爪跡が見てとれました。
日本製紙クリネックススタジアム宮城(楽天vsオリックス 10回戦)
ここでの野球観戦は5年ぶり。当時は「フルキャストスタジアム宮城」でした。
平日の試合にも関わらず、17時過ぎの時点で既にこの賑わい。仙台の野球熱を感じます。
場外にあった巨大サインボール。
今回は一塁側内野指定席A(前売2300円)。ビジター側ですが、周囲はほぼ楽天ファン。というか外野の応援席以外はどこへ行っても肩身の狭い思いをすることでしょう(苦笑)
安全対策および節電対策の案内。
何だかんだとアトラクションを挟んで18時プレイボール。
列車の時間の関係で、7回裏終了時点の21時過ぎに球場を後にしました。結局試合はこのまま0-4で敗北。
正直、チーム勝頭(9勝)の寺原と今季未勝利の川井という予告先発の時点で「モラッタナ」と思ったのですが、打線は川井の術中にハマってしまい、寺原は3回に突如乱れて、その後立ち直ったもののそれが致命傷に。世の中、なかなか予想通りにはいかないものですね。そして勝率1毛差でクライマックスシリーズを逃したオリックスとしては、後から振り返ると痛い1敗となりました。
あと撮影ですが、やっぱり200mm程度の望遠では話になりませんね。まあスポーツ撮影は滅多にしないので、レンズ沼に飛び込むつもりはありませんが。あと、席の位置が中途半端でバッターボックスにネットが被ってしまって残念でした><