青春18きっぷ消化の日帰り旅〜上越線沿線めぐり〜
余った残り1回分の青春18きっぷを使って出掛けてきました。
どこへ行くか迷いましたが、行き帰りが楽で、さほど歩き回らずに済む上越線沿線を選択。しかし昼間は予想以上の猛暑となり、少し歩いただけでグロッキーになるほどで、参りました(;^_^A
(9/19更新完了…冒頭写真は湯檜曽駅上りホーム)
高崎線・上越線(大宮→高崎→水上→湯檜曽)
5:30に家を出て始発列車に乗り込み、湯檜曽駅に8:29到着。
お隣の土合駅と同じくトンネル駅ですよ。トンネル内はとってもヒンヤリしています。
でもこちらはトンネルの入口が見えます。
そして魔の階段もありません(笑)
出口まではちょっとしたトンネル通路が続くのみ。
ただ、上りホームと下りホームが別なのは湯檜曽も同じ。
地上の上りホームからは湯檜曽ループが見えます。列車が走って来る瞬間を撮るチャンスはあったのですが、みすみす逃してしまってガックリorz
そして上りホームの南端へ向かえば、下りホームのトンネル入口も見られますよ。これは全長13kmにも及ぶ新清水トンネルの入口なのです。
最後は今年出来たばかりの新駅舎。そっけないほどにシンプルです。
水上石器時代住居跡
その名のとおり石器時代の住居跡。国指定史跡。
湯桧曽駅からは徒歩20分ほど。涼しい中、歩いてきました。この頃はまだ快適だった・・・。
覆屋の中には住居跡の敷石が保存されています。
近くにはもう一軒、覆屋があります。
しかしこちらは透明性の低いガラス窓で、良く見えません。
上越線(湯檜曽→土合)
湯檜曽駅に戻り、9:52発の列車でひとつ先の土合駅へ。1年半ぶりです。
前回と違うのはたくさんの人が下車して、この長大な階段を登っていること。本当に夏場は登山客で賑わうんですねぇ。冬場とはエライ違いでした。
階段を登りきり、地上へ。駅舎の前には林間学校なのか、たくさんの子供たちが集合中でした。
乗り換えのため時間がないので、取りあえずこれで我慢(苦笑) 上りホームへと向かいました。
上越線(土合→水上)
青空の下、開放的な上りホーム。地下深くの下りホームと同じ駅とはとても思えませんね(^^;
さて、ここからは上り列車で引き返し、水上・沼田・渋川・群馬総社と小刻みに下車していきます。
まずは10:18発の水上行きで、湯檜曽ループを体感。
進行方向右手の眼下に湯檜曽駅のホームが見えるんです(写真中央)。湿気で車窓が曇ってしまったのは残念。
10:30水上駅到着。
駅前を流れる利根川。涼しげな光景ですが、早くもかなりの気温となり汗だくです(^^;
沼田城跡(沼田公園)
真田氏支配で知られる沼田城。利根川東岸の河岸段丘を活かした城郭です。お陰で駅から歩いてくると、急坂を登らねばなりません(^^;
まずやって来たのは、二の丸跡に移築されている旧生方家住宅(重要文化財)。入館料100円。
沼田城五重天守模型が何故かここにありました。
旧生方家住宅の裏手には、旧土岐家住宅洋館(国登録有形文化財)があります。
土岐家は旧沼田藩主。どんな豪邸かと思いきや、意外にこぢんまりとしていました。
オシャレな雰囲気の1階洋室。
何故か和室もあります。
2階へ。
2階の書斎と洋室(奥)。
2階にも和室が。
そんなこんなで、商家&洋館見学に時間を費やしてしまい、慌てて本丸跡へ。
とはいえ、あまり遺構は残っていないんですよね。これは本丸西櫓台の石垣。
遺構的には残念でしたが、沼田公園はお花スポットで、真夏もご覧のように楽しめます。復元鐘楼と組合せれば、なかなかいい感じの絵になりますよ。