日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

西早稲田キャンパス撮り歩き/新宿区


ひさびさに母校・早稲田大学へ行ってきました。
図書館へ行くついでに、重要文化財に指定されることになった大隈講堂などの文化財をカメラに収めておこう、というのが今回の目論見です。
普通であれば、思い出の場所とかを紹介したりするもんなんでしょうが、楽しいキャンパスライフとやらとは無縁の学生生活だったもんで・・・orz

9:25 高田馬場駅到着

いつもは東京メトロ東西線に乗り換えるのですが、寄り道をするのでここで下車。まっすぐ向かえば、徒歩でも20分くらいで着きます。お金がないときは、交通費を浮かせるためによく歩いたりしましたっけ(^^;

9:40 学習院女子大学

早稲田通りから明治通りを進み、寄り道先はここ。といっても女子大を覗きに来たワケじゃありません(^^; 学習院旧正門(重要文化財)を撮りにきたのです。現在は学習院女子大の正門として明治通りに面して立っています。
が、残念ながら御覧の通り。保存修理改修工事は年末までとのことで、来年以降に出直さなければ・・・。付近では西早稲田中の新校舎建設工事や、東京メトロ13号線の建設工事が行われており、さながら工事のデパートのよう。
ちなみに向かいには理工学部の大久保キャンパスがありますが、日曜日だからか閉まっていました。まあ文系学生だった私にはよく分からない場所ですので気にせず先を急ぎます。


諏訪通りを抜けて西早稲田キャンパスへ。文学部の戸山キャンパスも閉まっていたので心配になりましたが、さすがにこちらは開放されていました。日曜日に大学に来ることなんてなかったからなぁ・・・ハハハ(^^;
それにしても「西早稲田キャンパス」というのはどうもいまいちしっくり来ませんなあ。やっぱ「本キャン」*1でしょう。

10:05 大隈講堂

外壁工事により美しさが蘇りました!たぶん。
普段は常に人がたむろしている講堂前も日曜午前とあってさすがに誰もおりませぬ。撮影の絶好機、かと思いきや、生憎と光と影のコントラストがきつくて全体を写すには適しませんでした(-"-;)
ちなみに大隈講堂は、早稲田のシンボルとして有名な建物ですが、中に入ったのは学部入学式と年に一度の健康診断くらいで、あまり馴染みは無かったりします。ただ、夜は時計盤が光ってきれいだったのはよく覚えています。今回は夜までいられませんでしたが、いずれ機会があれば撮りに来たいですね。



正門よりキャンパス内へ。休日なので閑散としているかと思っていたのですが、予想に反して結構多くの人がいました。なんでも自己推薦入試があったようで、制服姿の受験生と付き添いの親御さんをあちらこちらで目にしました。
まあしかし、ピリピリしたムードの漂う一般入試と違い、人の出入りが制限されていないので普段の雰囲気と変わりません。

10:20 大隈重信銅像

大隈講堂を見つめる大隈伯。言わずと知れた早稲田のもうひとつのシンボルです。

10:25 中央図書館

早稲田で素直に自慢できるのがこの図書館。充実しています。卒業後も年に1度くらいの割合で利用しています。
今回もいっぱい論文をコピーしてきました。あとは読むだけ、ってそれが肝心なんですけどね(^^;


図書館の敷地はかつて野球場でした。つまり大学野球全盛期の早稲田大学野球部のグラウンドであったわけで、数十年もすれば都旧跡くらいに指定されてもいいような、大袈裟かもしれませんがそんな場所であります。まあ面影はまったくありませんが。
その代わりといっては何ですが、敷地の片隅にモニュメントや、「安部球場」という名の由来となった初代野球部長安部磯雄、そして初代監督で野球黎明期の伝説的人物である飛田穂州、両者の胸像が並んで立っています。在校時にはこれらの存在に全く気を払うことは無かったんですが、まあ世の中なんてそんなもんですよね(^^;

13:20 演劇博物館

区指定有形文化財坪内逍遙古稀記念に設立され、世界の演劇・映像資料を蒐集した博物館。キャンパス内にありながら、その存在を意識したことがほとんどなかったので、撮ってみると意外に大きくてビックリ。周囲の建物などの関係で、全体をカメラに収めるのが難しい。
入館無料ですが、演劇には疎いのでスルーです(^^;

13:25 大隈講堂

午後になると陽の当たり具合がいい感じ。あ、やっぱり外壁工事でキレイになったかも。ただやっぱりこの時間にもなると講堂前の石段に座り込んだ人々がおるわけですよ。一長一短あります。まあ平日はこんなもんじゃないですけどね。


校章でもある銀杏がキレイに黄葉していました。

*1:以前は本部キャンパスと言っていた