彦根の井伊家墓所など史跡に 文化審答申
文化審議会(石沢良昭会長)は16日、彦根市など3カ所にある「彦根藩主井伊家墓所」や、足尾銅山の「通洞坑・宇都野火薬庫跡」(栃木県日光市)を史跡にするなど、新たに計20件を史跡、名勝、天然記念物に指定するよう渡海紀三朗文部科学相に答申した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071116-00000085-kyt-l25
(中略)
井伊家墓所は、幕藩体制下の大名家のあり方を伝える歴史的重要性が評価された。清凉寺(彦根市古沢町)は初代藩主直政(1561−1602)の墓所として1603年に創建。藩主7人らの墓石58基が連なり、17基は上部から下部に向かってすぼむ無縫塔形(むほうとうがた)。永源寺(東近江市永源寺高野町)は4代直興(なおおき)(1656−1717)が住職南嶺慧詢(なんれいえじゅん)に帰依し、墓所とした。豪徳寺(東京都世田谷区豪徳寺)は猫の招きで雷雨の難を免れた由来がある2代直孝(1590−1659)や13代直弼(なおすけ)(1815−60)らの墓石など計87基がある。
(京都新聞)
早く言ってくれれば、9月の滋賀旅行の際に清凉寺に立ち寄って写真撮りなおしたのにぃ〜。
ほかに答申されたのは以下の通り。
- <史跡>
- <名勝>
- <天然記念物>
- <重要文化的景観>
また、年初の予定どおりに松山城・杉山城・小倉城も国指定史跡となるようです。新指定ではなく、国指定史跡「菅谷館跡」を「比企城館跡群」へ名称変更のうえで、三城を追加指定とのこと。