日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

風林火山 第8回「奇襲!海ノ口」

色々やることが重なって集中できないせいか、どうも・・・いまひとつ・・・うーん。
ここんところ史実との絡みも少ないし、仕方ないか。話の進みも遅いし。8回にもなるけどまだ1年半しか進んでないんですよね・・・途中どこかで一気に時代が飛びそうな予感(;^_^A

海ノ口城攻め

天文五年(1536)11月、武田軍は佐久郡に侵攻し、初陣の武田晴信海ノ口城を攻略したとされる。
が、この話は『甲陽軍鑑』にしかみえず、また城主の平賀源心なる人物も謎に包まれており実在が疑われている。つまり『甲陽軍鑑』が捏ってんだろう、とみられているわけです。
ちなみに武田氏の佐久侵攻が確認できるのは天文九年からだそうで、信玄の初陣をここまで引き延ばす見解もあります。もしくは天文五年に合戦があったとしても、それは「若様」の初陣のための形式的なもので、他史料に記されないくらいささやかなものだった、と考えるべきでしょう。
そういうわけですから、山本勘助があれこれ活躍しても全てが虚しくみえてしまう。