日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

北陸編/4日目/高岡市


最終日は高岡に寄ってきました。それにしても寒かった。それまでの3日間が暖かかっただけに特に。

9:15 金沢駅出発

金沢始発の特急はくたかの自由席に乗車。やはり余裕で座れました。

9:40 高岡駅到着

高岡へは1駅なのでちょっと慌ただしい。北口に出て、コインロッカーに荷物を預けてさあ出発!

9:45 大伴家持

高岡駅北口の駅前ロータリーに発見。
越中守を務めた大伴家持越中国府が高岡市内の伏木に置かれていていたので、高岡は大伴家持や万葉歌ゆかりの地というのをウリにしているようですね。市内を走る路面電車万葉線と名付けられていますし。

10:00 前田利長墓所

地下道を通って駅前北口から南口へ抜け、まずはこちらにやってまいりました。県指定史跡。
隠居城とした高岡城で最期を迎えた利長公。そういえば、金沢の野田山墓地にも利長の墓がありましたけど、どういう関係なのかな。

10:20 瑞龍寺

前田利長墓所から西南西に真っ直ぐ伸びる参道(八丁道)を歩いてやってきたのは前田利長の菩提寺である瑞龍寺。山門・仏殿・法堂の国宝3棟以下、重要文化財の建造物群を抱えています。拝観料500円。
来る途中に生憎と雨が降り出し、そのうえ拝観を終えて暫くすると雨が上がりました。嫌われてるのかな。

11:30 筏井家住宅

国選定重要伝統的建造物群保存地区なるものに指定されている山町筋の町並みにやってまいりました。土蔵造りの建物が建ち並んでいて歴史的な味わいのあるところです。土蔵造りの町並みということで川越を思い出したよ。ひさびさに川越にも行こうかな。近いし。

11:35 菅野家住宅

山町筋の町並みの中で唯一重要文化財に指定されています。観覧料210円。
火曜は通常休館ですが、GWということで特別に開館していました。話し好きのお姉さんの説明を聞きながらじっくり見学。お姉さんのマシンガントークに圧倒されっぱなしでしたが、色々な話が聞けたので楽しゅうございました。
外に出るとまた雨が。しかも今度は激しく。

12:40 旧室崎家住宅

市指定文化財高岡市土蔵造りのまち資料館として公開されています。
雨と寒さのせいで急激に気力がダウン。なんだか早く切り上げたくなって、見学せずにスルー。時間は余裕があったのですけど。

12:50 高岡大仏

奈良と鎌倉に並ぶ日本三大仏のひとつ、だとか。

12:55 高岡城跡

前田利長死後に廃城となった高岡城。水堀と曲輪はかなり残っています。ただ、土造りの城ということもあって、あんまり絵になる場所がないのが残念。水堀も規模が大きくて池のようだったり、あるいは堀際に木が生い茂っていて撮影しようがなかったり。

13:35 大手町神明社

15:35 高岡駅出発

で、早めに切り上げて駅前でのんびり。お昼ご飯とかお土産とか。それでも時間が余ってしまいましたが、とにかくこの日は寒かった。
そんなこんなで、帰りは高岡から特急はくたかに乗り、越後湯沢で上越新幹線に乗り換えて埼玉に帰還。



ひさびさの北陸でしたが、やっぱりいいですね。魚が旨いし。ただ、今回はお天気がちょっと・・・んー。