日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

近江美濃編/3日目/大垣市

<写真>http://www2.pf-x.net/~sanraku/gohnoh04/index.htm

8:30 美濃赤坂駅到着

大垣から東海道線の支線に乗って5分。無人駅だが駅長がいるというおかしな駅。自転車の無料貸出が9:00からということで先に駅前の勝山へ。

8:50 勝山、徳川家康岡山本陣跡

関ヶ原の戦い前、大垣城の西軍に対して東軍は美濃赤坂に陣を布き、勝山は家康の本陣となっている。登り口を探していたら半周してしまった。下りは墓地を伝って近道。

9:05 お茶屋屋敷跡

徳川家が上洛の宿泊所として築いたもののひとつで、土塁や堀が残るのはここだけだそうな。1日目に訪れた柏原の御茶屋屋敷跡は確かに何もなかった。
9時を過ぎたので美濃赤坂駅に戻って自転車を借りる。駅長さん、あんまりやる気なさそう。まぁ、タダだし、JRじゃなくて地元の商工会がやってるものだから仕方ないか。信州松代で借りたときの扱いに較べれば何てこたぁない。

9:30 兜塚

関ヶ原前哨戦の杭瀬川の戦いで戦死した野一色頼母の墓。偶然通りかかって見つけた。

9:45 美濃国分寺跡

郊外にあるおかげで、整備範囲がめちゃ広い。っていうか無駄にだだっ広い。ピクニックなんかには最適かとは思うが、平日の午前中なんで誰もいないし。あと、周りになにもないんで風が吹きさらしなのがつらいか。

10:00 大垣市歴史民俗資料館

こちらも誰もいない。平日の博物館ってヒマそうだなー。

10:30 美濃国分寺

ふつーのお寺になってマス。

11:10 円興寺跡、源朝長墓

この日のメインである朝長墓は麓から15分ほど登った山の中にアリ。源頼朝義経の次兄である朝長は平治の乱で負傷し、美濃青墓の地まで来たとこでもうアカンので父源義朝にトドメをさしてもらっている。

11:55 円興寺

とくにお目当てのものがあるわけじゃなかったが、紅葉がなかなかよかった。

13:15 赤坂港跡、赤坂宿

さて、美濃赤坂まで戻って来たものの本数の少ない電車の時間まで余裕があるので、先に昼飯を食べることにする。駅前になんもないので駅を通り過ぎて、町はずれの方まで出てようやく昼飯にありつく。で、また戻ってきたのだがまだ時間があるので駅近くの史跡で時間つぶし。

13:50 大垣駅到着

駅構内の観光案内所でレンタサイクルの場所を聞き、駅近くで借りる。残り時間も少ないが、何より足が限界に近い。左膝に爆弾を抱えているので無理しない方針。

14:25 大垣城

大手門跡などを見てから乗り込む。5年前に来たときと別段変わっていないようだ。

15:00 大垣市郷土館

15:30 船町港跡

15:40 全昌寺

新選組市村鉄之助の墓があると聞いてやってきたが見つからない。特にこだわりもないので、まあいいか。

15:50 円通寺

大垣藩主戸田氏の菩提寺。歴代藩主の墓所には格を感じた。
これで3日間の行程は全て終了。今回は自転車がほとんどだったので足への負担は少なくすんだ。これからは寒さもましてくるだろうから春まで遠征はお預けだな。さて、来年はどこへ行こうか。行きたいところは山ほどあるので行き先には困らん。