日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

新選組! 第43回「決戦、油小路」

やはり近藤勇は大人物! 伊東甲子太郎の陰謀に乗っかった上で、誠心誠意の応対で説き伏せて和議がなったが、近藤先生の御心を知らぬ大石鍬次郎ら小物が独断専行で襲撃したため悲劇が起こってしまいました、とさ(笑)。
つか、大石鍬次郎の扱いが酷すぎやしないか?谷三十郎とはまた違った面で。武田観柳斎も勝手に暗殺してるし、しかも谷周平をいじめ続けた挙げ句に剣術の試合で負ける。うーん、全くいいとこないぞ。(^^;
さて、近藤が「あなたは新選組だから弾かれたのではない。薩摩や長州の出身ではなかったから弾かれたのです。」と甲子太郎に語っていましたが、この時点で後の維新政府が薩長藩閥に牛耳られたことを予見するとは流石です近藤先生(笑)。このような後世の史観や価値観を登場人物に語らせるのは私は大嫌いです。どんな素晴らしい内容でもこれで全てがぶち壊しになるからね。