京都2014秋の特別公開をめぐる旅11―渉成園(枳殼邸)―
※2014年10月30日の記事です。
千本丸太町からバスで京都駅前まで一気に南下して、そこから徒歩で渉成園(国指定名勝)へ。
渉成園は東本願寺の別邸・飛び地境内。徳川家光に寄進された広大な敷地に造られた庭園は、寺院庭園というより大名庭園といった趣です。
16時過ぎに到着。間に合って良かった。
翌日から天気が悪くなるというので、何とか初日に訪ねておきたかったので。
閉園まで1時間切っているので、急いでめぐります。
なお、渉成園の建物は禁門の変で焼け落ちたため、現在見られるのは明治以降に再建されたもの。また全て非公開となっています。
なかなか素敵な橋を発見。しかも冒頭の写真のように京都タワーを借景にすることができます。
丁度そこに通りかかった着物姿のお嬢さん方。庭園に映えますねぇ。
近くで見ると思いのほか小ぶりな橋です。
橋といえば、屋根を持つ風流な橋もありました。
どのような用途で建てられたのかよく分からない建物も。楼門なのか楼閣なのか。
園内の木々はやや色付いて秋の気配を感じます。
ただしここは常緑樹が多め。
夕暮れに染まる庭園。やや駆け足となりましたが楽しめました。