日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

紅葉の平林寺散策/新座市

一昨年の長瀞昨年の武蔵嵐山に続く埼玉紅葉名所シリーズの第三弾。
今年は平林寺にやって来ました。「知恵伊豆」こと松平信綱ゆかりの名刹で、武蔵野の面影を残す広大な境内林(国天然記念物)を有する平林寺は、また県内有数の紅葉スポットとしても知られており、今年は両陛下の行幸啓を仰いだほど*1
ただ、見頃との情報を得てやって来たものの、まだ若干早かったようで・・・それが悔しい(>_<)


(12/4更新完了)


大宮から埼京線武蔵野線を乗り継いで新座駅へ。駅からは平林寺までは徒歩25分ほどで、到着は開門(9:00)の5分前でした。
上の写真は帰りなのでアレですが、門前には数十人が列をなしていて出遅れを痛感。拝観料300円を払って入場したのは9:05近くになっていました(-"-;)





















何かもう厳選するのが面倒になってしまったので、いっぱい載せちゃいます(^^;
全体的には色付きはまだ薄い感じではありましたけど、それでも一部は真っ赤に染まっていていました。天気に恵まれ、青空に映えてサイコー♪


ちなみに紅葉黄葉が見られるのは広大な境内からすればホンの一部です。大部分は常緑樹の雑木林。


また、境内の一角には大河内松平家墓所があります。この墓所もかなりの広さ。


その中に松平信綱の墓があります。徳川家光の側近から立身し、家光・家綱期の長きに渡って老中を務めた人物。島原の乱を鎮圧したことでも知られます。川越藩主としての治世は、野火止用水を引き、平林寺をこの地に移転させました。子孫は転封されたましたが、その後も平林寺を菩提寺としています。


この他、境内には増田長盛(豊臣五奉行)の墓や、見性院武田信玄次女)の墓。島原の乱供養塔などがありました。



帰りは、平林寺の裏手を流れる野火止用水沿いをのんびり歩きました。