日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

江戸博・深川散策/墨田区・江東区


江戸博にて開催中の「江戸城」展を見学、ついでに散策初めをしてきました。

11:00 JR両国駅到着

11:05 江戸東京博物館

特別展「江戸城」のみ観覧。常設展でも「徳川家茂とその時代」展が開催中で、ちょっと面白そうだなとは思ったのですが、「江戸城」展で精一杯だろうと見越して無理はしないことにしました。そして案の定、「江戸城」展で集中力を使い果たしたのであります。
(写真は去年撮影の使い回し)

13:05 大江戸線両国駅出発

疲れた頭を気張らしさせるべく散策初めに繰りだそう。大江戸線両国駅江戸東京博物館の東側。JR両国駅との乗り換えは非常に不便だ。駅名を変えるくらいの配慮が欲しいぞ。

13:10 清澄白河駅到着

両国から南へ2駅。



13:20 霊巌寺

境内には松平定信墓(国史跡)があります。しかし、門扉にはぶっとい閂が掛けられていて、明記されてはいないけど、立入お断りな雰囲気。仕方ないので、門の鉄柵の合間から墓碑を撮影。ここには松平定信の他、定信の正室・継室、および藩祖松平定綱夫妻の墓が立ち並んでいますが、遠くからではどれがどれやら・・・。
また、参道の西側墓地の一画には、越後高田藩榊原家・近江膳所藩本多家など諸大名の墓碑が立ち並んでおりました。ごちゃ混ぜなのは、当初からなのか、後世の墓地整理でこうなったのか。


参道脇には地蔵様。江戸六地蔵のひとつだそうな。巣鴨の真性寺に次いでこれで2つめゲットだぜ。六地蔵制覇の日も近いなと思ったが、ひとつは既に無いらしい。残念。

13:45 雲光院

徳川家康の側室阿茶局開基の寺院で、彼女の墓(区有形)があります。立派な宝篋印塔。
阿茶局は家康の子を儲けることは出来なかったが、大坂冬の陣での和睦交渉の使者を務めたり、徳川秀忠の末娘和子入内に母代わりとして付き従うなど活躍した女傑。同じ家康の側室である茶阿局(松平忠輝生母)と紛らわしいので注意。

14:05 清澄庭園


都指定名勝。入園料150円。
岩崎弥太郎が造園し、往時は現在の倍の規模で洋館も擁した庭園。現在は清澄公園となっている西半分は、残念ながら関東大震災で大被害を受けたのだそうな。
美しい庭園で撮影にも力が入るのだが、思ったより難しく、あまり上手くゆかない。どうしても背景にビルやマンションなどの高層建築が写り込んでしまうし、かといってそれらは借景となるほどのインパクトには欠ける。そのうえ西日が強いときては、私には荷が重すぎたようです(;´д`)

14:55 本誓寺

清澄庭園の北隣の寺院。都指定旧跡の村田春海墓を求めてやって来ました。国学者だそうですが、正直よく知りません(^^;
そんな彼のお墓は本誓寺境内の東向にある墓地の北東隅にありました。説明板は墓から離れた境内入口の目立つところにあって、これはいつもの見つからないパターンでしたが、今回は見事発見。

15:35 清澄白河駅出発

今回はこれにてオシマイ。2時間ほどの小散策でしたが、新年一発目ですし、まずはこんなもんでしょう。まあ実は足が筋肉痛で、あんまり歩きたくなかったというのが一番の理由ですけど(^^;