日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

特別展「江戸城」/江戸東京博物館

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2007/0102/200701.html


1月2日より始まった企画展。3月4日まで開催されています。
今年は太田道灌江戸城築城550年で、それを記念しての開催だとか。550年てのが微妙なところですけど(^^;


さて、平日の午前中に行ったので、少しは空いているかと期待していたのですが、そう甘くはなかったですねぇ。だいたい冬休み中ということを忘れていました。子連れの家族多し。あんまり騒ぎなさんな(-"-;)
混んでいるので人混みの合間を縫っての見学。最初は列に並んで見学していたんですけど、遅々として進まぬので、効率的に空いているところを優先したのですが、あちこち行き来しなければならないので、その分くたびれました。やっぱり自分のペースで見学できるくらいのゆとりは欲しいですね。


肝心の展示品は複製が多め。この点はちょっと残念。でも、安土城の金箔瓦が来てたりしてビックリ。大坂城聚楽第から出土した金箔瓦も来ていた。ここでいっぺんに見られるとは嬉しい誤算。
それから江戸城天守松本城天守それぞれの1/50模型が並べて展示されていたのが面白い。比較によって江戸城天守の巨大さを実感する。どちらも五重櫓なのですが、そのサイズは江戸城が桁違いにデカイ。倍くらい違う。ちなみにどちらの模型も兵庫県立博物館所蔵なので、普段はそちらで見られるのかもしれない。それにしても何故兵庫県に・・・。


それから、江戸城の弘化度本丸御殿および寛永度天守のCG映像は必見。最大の見どころと言えるでしょう。『よみがえる江戸城―徹底復元◆天下の巨城の全貌 (歴史群像シリーズ・デラックス (1))』のCG画像と同一のもの*1でしたが、本と違ってぐりぐり動くので臨場感があるし、大型スクリーンで見るとやはり迫力があってグッド。

*1:どちらも平井聖氏監修