日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

「再建論争」再燃へ−寺域広がる可能性も

http://www.nara-shimbun.com/n_arc/041202/arc041202c.shtml

今回の発掘調査では、従来考えられていたよりも約60メートル西側に寺域西限の溝がくる可能性もある。森郁夫・帝塚山大学考古学研究所長は「若草伽藍の規模を確定する貴重な発見。西側に寺域が広くなることで、現在の西院と重複することになる」とし、「焼け残った部材も使って、現在の金堂を建てたのでは」と二寺併立を否定する。
焼失年代も諸説あり、「法隆寺論争」は今後も議論が続きそうだ。

昨日は安泰かと思っていた二寺併立説ですが、一転してピンチに陥れる見解が。今後いったいどのような展開をみせるのか興味が尽きませぬ。