2014青春18きっぷの旅7―掛川城―
※2014年3月22日の記事です。
2003年以来、11年ぶりに訪ねた掛川城。
前回はほとんど写真を撮っていなかったので、今度はいっぱい撮ってきました。思えば2003年当時は現在のような大容量メモリなど無く、デジカメも雀の涙程度の枚数しか撮影できなかったんですよね。十年ひと昔と言いますけど、隔世の感があります。
豊橋駅7:11発の列車でスタート。
1時間で掛川駅に到着。
掛川駅前から真っ直ぐ北へ進めば、掛川城に最短距離で到着しますが、どうせならひとつ東側の通りを進んで大手門(復元)に立寄るのがオススメ。
大手門の先には番所が控えています。こちらは現存建築物。
天守撮影スポットのひとつです。
逆川沿いでは早咲きの掛川桜が見頃でした。
復元された四足門より本丸へ。
天守は後回しにして、まずは二の丸御殿へ。
何せ全国に4つしかない現存御殿。復元天守などより遥かに貴重なシロモノです。とはいえ天守同様、安政大地震で倒壊しており、その後すぐ再建された幕末の建造物のため、まだ200年足らずではあります。重要文化財。
開館時間の9時に一番乗りしました。
ほぼ貸し切り状態だったので、存分に撮影できました。
西側の廊下からは天守が望めます。
良い眺めなんですが、石垣が見るからにコンクリで固められている残念な状態。
安政の大地震で天守が倒壊した際にも崩れた部分なので、そもそも脆いのでしょうが、もうちょい何とかならないものでしょうか。
さて、そろそろ天守へと向かいます。
1994年に木造で再建された三重四階の望楼型天守。
絵図と高知城天守を基にして再建されました。高知城天守が参考にされたのは、掛川城と同じく山内一豊が築城者であったため。
付櫓から天守へと進みます。
天守1階。
木材は青森ひばを使用しているようです。
2階へ。
天守2階。
3階を経て、最上階へ。
あっという間に登りきってしまいました。
4階建てといっても3階部分は踊り場のようなものですし。
掛川駅も見えました。
東側の眼下には先程の二の丸御殿が。
眺望をひととおり楽しんで、掛川城をあとにしました。