信州甲州紀行/4日目/特急スノーモンキー
昨日に引き続き「信州北回廊パス」(2日間有効)を使用。今年長野電鉄にデビューした特急スノーモンキーに乗ってきました。
その後は湯田中を、そして信越本線で黒姫・篠ノ井を巡りましたが、いつもよりアッサリとした一日です。4日目にもなると旅疲れも出てくる頃ですから、残り2日を見据えての省エネモードということで。
(8/3更新完了…冒頭写真は湯田中駅停車中の特急スノーモンキー)
特急スノーモンキー(長野→湯田中)
長野電鉄のりばは地下にあります。
券売機で特急券(100円)を購入して、いざホームへ。
お目当ての列車が目の前にいました!
今年2月より長野・湯田中間で運行している特急スノーモンキー。元成田エクスプレスの車両です。
車体前面には「SNOW MONKEY」の小さいロゴ。
愛称の由来である地獄谷野猿公苑で温泉に浸かる猿(スノーモンキー)の写真も。
成田エクスプレスは全車指定席でしたし、そもそも成田に行く用事もありませんでしたから、乗ったことがありませんでした。初乗車です。
JR東日本の車両にしてはなかなかお洒落です。どことなくJR九州の雰囲気が。
座席は・・・まあ普通かな。
忘れちゃいけないのが1室のみ存在する個室。
1室1000円とリーズナブル。機会があれば乗ってみたいですね。
なお、この個室を除けば全席自由席。この日の席の埋まり具合は半分程度で、思いのほか空いていました。
45分で湯田中に到着。折り返しの特急スノーモンキーに乗ろうとする人々が列をなしていました。温泉宿泊客が動き出す時間帯ですものね。
ちなみに湯田中は一度訪れていますが、特急ゆけむりの前面パノラマを楽しんで折返しただけ(^^;
→桜満開!善光寺御開帳フリーきっぷの旅/3日目/上越市・小布施町・長野市 - 日本史日誌
後で温泉郷の街外れに国史跡と重文建築があることを知り、今回行ってみることにしました。
夜間瀬川沿いの桜並木は満開! 天気が良ければなぁ〜。
佐野神社
拝殿裏の覆屋。この中に重要文化財の本殿があります。左端に見えるドアを開けると・・・
照明スイッチがありました。100円か(^^;
100円投入してガラス越しに撮影。なーんかスッキリしませんが、撮影できただけでも良しとしましょう。
長野電鉄(湯田中→信州中野→長野)
1時間ほどの小散策を終えて駅に戻ると、列車が急勾配のえっちらおっちらと登ってくるところでした。
先ほどの特急は待ち行列ができていましたが、普通列車はご覧の通り(笑)
信越本線(長野→黒姫)
長野駅前で昼食に蕎麦をいただいてから、12:45発の妙高号に乗って北へ向かいます。
特急型車両(かなり旧式ですけれど)ではありますが普通列車です。初めて自由席に乗ってみましたが、余裕で座れました。
35分で黒姫駅到着。
小林一茶旧宅
俳人小林一茶が暮らした地は北国街道柏原宿にありました。国指定史跡。
一茶の晩年に大火があり、焼け残ったこの土蔵で最期を迎えたそうです。当時から残るのはこの土蔵のみ。
通りに面した建物は一茶の弟の住居で、かつ再建されたものだとか。
普通は土蔵の中に囲炉裏なんてありません。ここで生活していたという証です。
天井は高いけれど・・・狭いですね。
一茶の銅像も。
信越本線(黒姫→長野→稲荷山)
さくっと戻って来ました。
入口に掛けられていた「黒姫駅」の文字が物凄い特徴的。
直江津まで行って戻ってきた妙高号で長野まで戻ります。帰りの自由席も空いていました。
長野で松本方面行きの列車に乗り継ぎ。
稲荷山駅に到着しました。