秋の四国旅2010/3日目/道後温泉・松山城
最終日となりました。夜の明けきらぬ早朝から道後温泉本館でのんびりと朝風呂に浸かって一日がスタート。観光の方は昼過ぎまでしか時間が取れないので、動き回らずに松山城を重点的に見学しました。
道後温泉本館
朝6時、まだ外は真っ暗です。
道後温泉本館(重文)は朝6時から営業。こんな時間でも入浴客が結構来ていました。
→四国バースデイきっぷ旅行2008/2日目/松山市・観音寺市・善通寺市・高知市 - 日本史日誌
2年前は外観見学のみでしたが、今回は私もしっかり入浴してきましたよ。
浴場と休憩室でクラスが分かれています。我々は神の湯二階へ。800円のところ宿の割引チケットで700円。
館内での撮影は、人を写さなければOKとのこと。まあ浴場や脱衣所ではまず無理かと思いますが、大広間などであれば何とか。
夏場は風呂上りに縁側で涼むのも乙でしょうなぁ・・・でもこの時期の朝は涼しくて、湯冷めしちゃう(^^;
浴室&大広間で1時間ほどのんびり。朝風呂に入る習慣なんてありませんが、こういうのもたまには良いものですね。7時過ぎに外に出ると、空が明るくなっていました。
とりあえず周囲を時計回りにぐるっと撮影。
そういえば今回も又新殿・霊の湯棟には行けなかった・・・。
鷺谷墓地
宿に戻って朝食をいただいた後、部屋でのんびりと過ごして遅めのチェックアウト。
せっかく松山に来たのでのですから「坂の上の雲」に因んだ場所にも行っておかないと。ということで秋山好古の墓へ。ここも2度目になります。
前回見つけられなかった白川義則(陸軍大臣)の墓も発見。
道後散策はこれにておしまい。商店街を通って駅へ向かいます。
伊予松山城
ここも2度目の訪問。前回は台風でしたが、今日はお天気に恵まれました。
歩いても20分ほどですが、無難にリフトで山上へ。往復500円。
ちなみにロープウェイも利用できます。我々の直前に団体がいたので回避しましたが。
リフト・ロープウェイの終点はまだ山腹。少しだけ歩いて本丸へ向かいます。
最初に見えてくるのは見ごたえのある高石垣。
石垣や櫓などを眺めつつ進みます。
本丸から望む天守。現存十二天守のひとつ。
定番の構図ですが、櫓や塀に下層が隠れてしまうのが残念。
天守曲輪は有料500円。受付の側になんかいる・・・!
築城400年祭「よしあき君」だそうで、もちろんモチーフは築城者加藤嘉明。
なんというか・・・ハッキリ言うととても地味(^^;
複雑な経路をたどって天守へ到達。
松山城は姫路城・熊本城と並ぶ過剰防衛の代表的城郭といえましょう。
天守への入口。
入ったところは地階の穴倉です。
古建築お決まりの急階段。
順路に沿って、連結する北櫓・南櫓・小天守を先にめぐります。
小天守から眺めた天守の姿。戸板が少し邪魔ではありますが迫力ある姿を見られます。
小天守からは眼下に二の丸跡も望めます。今回はあちらへは行けず・・・残念。
そして天守最上階へ。
高欄はありますが、狭すぎるので立ち入り禁止。
眺めは抜群。松山の街を360°見渡せます。
彼方には瀬戸内海も。
一時間余り観光したのち下山。帰りもリフトです。
特急しおかぜ22号(松山→岡山)
松山駅には未だ自動改札が導入されず。
帰路は特急と新幹線を乗り継ぎ。岡山までの特急はアンパンマン列車でした。
始発駅からの乗車なので自由席でも余裕で座席を確保出来ました。自由席しか利用出来ない周遊きっぷ旅でしたが、全行程で座席確保に成功。我がプランニング能力にくるいはなかった、などと自画自賛してみたり(笑)
昨日は残念だった瀬戸内海の風景ですが今日は見違えるよう。
しかも夕暮れ時にさしかかって・・・
瀬戸大橋では見事な夕景を目にすることが出来ました。
もう夢中になってシャッターを切りまくりました(^^;
東海道・山陽新幹線のぞみ132号(岡山→東京)
とりあえずK氏・T氏ともに満喫してくれたようでホッと一安心。
次はどこへ行こうか、なんて話も。皆忙しいからそうそう集まれないけど、今度はもう少し大勢で行きたいですね。