日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

狭山不動尊&西武ドームで野球観戦/西武vsオリックス8回戦

ひさしぶりのお出かけは、これまたひさしぶりの野球観戦。
今回は県内の西武ドームです。県内といっても、大宮からは不便な場所なので、ここに来るのは20年以上ぶり。もちろんドームになる前の話です(^^;


さて、野球観戦だけでは我がブログとしては物足りない。ということで、重文建築を撮影するため、西武ドームのすぐ近くにある狭山不動尊へも足を運んできました。


(6/30更新完了…冒頭写真は試合終了後の西武ドーム

西武球場前駅到着

大宮から西武ドームへ向かうルートは、池袋経由・武蔵野線経由・川越経由の3つ。
しかし、川越経由は川越・本川越の乗り換えが遠すぎるので、現実的ではありません。武蔵野線経由は最短ではありますが、乗換回数が多くなるのと、秋津・新秋津がやや離れているのが難点。
ということで、一番遠回りですが乗り換えが1回で済む池袋経由ルートを選択。大宮から湘南新宿ライン、そして池袋から西武池袋線の直通臨時快速に乗車。到着は11:19。自宅を出てから1時間半以上かかりました。やはり遠いですね(^^;


西武ドーム」になっても駅名は昔のまま。

狭山不動尊

開門(12:00)までの空いた時間で、重要文化財見学。
ここは西武グループによって1975年に創建されたという寺院で、各地から集めた建物で伽藍を構成しています。


最初に出迎えてくれるのが旧台徳院霊廟勅額門。重要文化財
芝増上寺にあった徳川秀忠(台徳院)の霊廟に建立された門です。


勅額門から振り返ると正面に西武ドームが見えます。


勅額門の先の石段を上がると旧台徳院霊廟の御成門があります。こちらも重要文化財


ガクアジサイが咲いていました。今年は紫陽花撮影を諦めていたのですが、ここで出会えるとは嬉しい誤算です。


総門。長州藩邸の屋敷門だったという。


本堂。なぜか無骨なコンクリ製。


第一多宝塔。大阪府高槻市の畠山神社からの移築。県指定文化財


旧台徳院霊廟の丁子門。本堂裏手の木立の中に佇んでいます。これまた重要文化財
残念ながら台徳院霊廟は戦災でほとんどを焼失しましたが、それを免れた4つの門のうちの3つがこちらに移築されているというわけです。
ちなみにもうひとつは現在も芝に残されています。


都区内南部の重文・国史跡をめぐる/港区・大田区 - 日本史日誌

西武ドーム

開門時間を過ぎたので急いで向かいました。


球場前のチケットセンター。狭山不動尊を訪れる前にネットで購入したチケットを引き換えておきました。時間が早かったお陰か、空いていました。


一塁側入場口。空いていました。
ただし、三塁側(西武ドームは三塁側がホーム)は長蛇の列でした(^^;


外野席を通って、


ブルペン脇を抜けて、


内野自由席に着席。ちょっとダイヤモンドが遠かったですね(^^;


打撃練習中の風景。ワイシャツ姿は、この日の解説栗山英樹氏か。


ブルペンでは、本日の先発投手小松聖が投球練習中。昨年は箸にも棒にもかからない成績でしたけど、今年は復活の兆しを見せつつあるので、今日も期待したいところです。


ちなみに、この日は「ライオンズ・クラシック2010」で、西武は太平洋クラブライオンズの復刻ユニフォームを着用。一昔前の日本ハムのようなユニフォームですね。それにしても太平洋ですか・・・短命ですし、暗黒期ですし、よく実施に踏み切ったものです(^^;


セレモニーの挨拶と始球式は東尾修氏。


http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2010062606/top


さて、いよいよ試合開始。西武の先発投手は変則派左腕の帆足。


いつものように、のらりくらりとかわされるかと思いきや、いきなり怒濤の猛ラッシュ。坂口・荒金の連打でチャンスを作ると、3番後藤のタイムリーであっさり先制。


4番カブレラもヒットで満塁として、


5番T−岡田がタイムリーを放って2点目。ここまで5連打。
さらに7番バルディリス犠飛も出て、初回から3点リードの好スタート。



一方、小松は毎回のようにランナーを出すものの、要所を締めて得点を許しません。


そして5回表、後藤への死球を巡って両軍が睨み合い。
といっても、みんな取りあえず集まってきただけといった様子。


両監督の揉み合いがありましたが、それもすぐに収まり、あっさり試合再開。右端のカブレラの視線が(--;)


再開直後の打者はそのカブレラ。釣り球に手を出して三振(^^;


しかしT−岡田がやってくれました。変化球に体勢を崩しながらも、上手くすくいあげてスリーランホームラン。インパクトの瞬間の写真がボケていたのが悔しい(>_<)



さらに次打者の北川にもホームランが飛び出して7-0。帆足をノックアウトして、これで試合も決まったな、そう思いました。しかし小松が6回に2失点。とはいえ、ここまでは想定内。



しかしセットアッパーの平野が誤算でした。エラーも絡んでの3失点。たちまち2点差です。




8回から新ストッパーの岸田を投入する苦しい試合展開になり、最終回もピンチを迎えましたが、何とかしのいでくれました(^。^;)ホッ!


終盤は疲れましたが、見事に勝利!


試合終了後は、いつものようにブラッと球場見学していると、


なんか、グラウンドに降りられるみたいなので、私も来ちゃいました♪


ひさしぶりのグラウンド。しかも人工芝。歩くだけでも嬉しくなってきます。
実は20数年前、当時まだ西武球場だった頃にも、グラウンド内を歩いた経験があります。歩いただけでなく人工芝でスライディングもしてみたのですが、硬い上にチクチクして、見た目ほどいいものではないな、と思いました。それに比べて現在の人工芝は柔らかくて、プレーしやすそうです。ここならダイビングキャッチ出来そう・・・な気がする。


ちなみに、これは「フィールドウォーク体験」というイベントだったようです。毎試合やっているわけではなく、試合終了後すぐに帰ってしまっていたら体験できませんでしたから、幸運でした。