日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

静岡小旅行/2日目/島田市・川根本町

2日目は大井川鉄道のSLを堪能!


(3/26更新完了…冒頭写真は大井川鉄道SL)

9:15 島田市博物館

SL出発までは史跡めぐりタイム。
ということで、まずは博物館で近接の川越遺跡についてお勉強。入館料300円。

10:00 島田宿大井川川越遺跡

江戸時代、軍事上の理由から大井川には橋が架けられなかったため、箱根と並ぶ東海道の難所でした。そのため島田宿には渡河を手伝う人足が大勢おり、彼らを管理するシステム川越制度が整備されました。現在当地にはその関連施設が復元整備され、なかなか趣があります。国指定史跡。


こちらは川越業務を管理した川会所


見学無料です。


道沿いに立ち並ぶ番宿には雛人形が飾られていました。3月だからでしょうね。
どこの雛人形も立派なものでビックリです。


町並みの一角には島田市博物館の分館もあります。本館の入館チケットで見学できます。


この後は金谷駅近くの諏訪原城を見学する予定でしたが、のんびり見学していたら時間が足りなくなってしまったので涙を飲むことにしました(;_:)

11:58 新金谷駅出発

11時過ぎに到着すると、先発の臨時SLがちょうどやって来たところでした。上から下から煙を吐き、凄い迫力です。
我らが乗車したSLは、新金谷ではホームに人大杉でとてもまともに撮影できませんでしたから、これを撮れたのは僥倖でした。


先発SLが行ってしまった後は、電話予約しておいたSL乗車券を購入。さらに駅前のプラザロコで駅弁と飲み物を買って準備万端。


ちなみに大井川鉄道の始発は金谷駅ですが、駐車場がないので、車利用の場合は新金谷を利用します。金谷駅までわざわざ戻ることも考えましたが、金谷駅のホームは短くてSLがホームに納まらず、写真を撮ることができないそうなので、大人しく新金谷で待つことにしました。
とはいえ、新金谷のホームは驚くほどの大勢の乗客(特にツアー客多し)でごったがえしており、入線してくるSLを撮影するのは非常に困難かつ危険。停車時間も短いため、結局乗客がSLを撮影できる機会が終点の千頭まで無いのは残念です(^^;


ともかく出発進行。友人たちとワイワイやりながら、のんびり車窓を眺める列車旅も乙なものです。遅いし揺れるしですが、それもまた良し。


静岡ですから茶畑があちこちにあります。SLの吐き出す噴煙が物凄くて、汚れやしないかと心配(^^;


ツアー客はバスが先回りしているらしく、途中駅で大量下車。結構空席が多くなり、移動自由になりました。


他の車両の探険にいくと、こんなレトロな客車も! 最初からこっちに乗りたかったなぁ(^^;

13:12 千頭駅到着

到着後は撮影タイムですが、凄い人だかりで空くまでにはかなり時間がかかりました(^^;
ま、でもその忍耐の成果が冒頭写真。運転席にも座らせてもらいましたし、燃えさかる炉も見られました。

13:50 千頭駅出発

帰りは鈍行で。名鉄の車両でした。

15:01 新金谷駅到着

15:28 金谷駅出発

早いですが、静岡の友人とはここでお別れ。お世話になりました(;_:)/~

16:18 静岡駅出発

帰りの新幹線では富士山が見事にクッキリハッキリ。美しい富士山に見送られ、静岡を後にしました。



というわけで、今回はあまり史跡めぐりはしていませんが、個人的には充実した楽しい旅になりました。