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日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

天地人 第9回「謙信死す」

今回のお話をまとめると、「謙信退場そして御館の乱予告編」でした。
というわけで、次回より御館の乱に突入してしまうわけですが・・・御館の乱についての理解は今年初めにまとめてから進歩がありませんので、詳しくはそちらをどうぞ(^^;


2009-01-11 - 日本史日誌


ところでドラマでは、景勝を家督にという遺言が偽りのものであると明かされておりました。
あのように家中一同が会した場で発表されたかどうかは分かりませんが、景勝は謙信の遺言と称して春日山城の本丸(実城)を占拠しています。この遺言の真偽は明らかではありませんが、クーデターともいえる電撃的な行動から察するに信憑性は低いのでしょう。
ただ私は、遺言の真偽はそれほど大きな問題ではないと考えています。結局、この「遺言」は景勝の正当性を保証するものたり得ず、上杉家を二分する御館の乱に突入してしまうのですから。
それまでの家督をめぐる経緯が「遺言」への不満を、「遺言」の発信状況が不信を招いた。そのことが重要であると考えます。
とは言ってもまったく無用のものであったかといえば、そうではなく、乱を勝ち抜いた要因のひとつくらいには数えられるかと。