風林火山 第3回「摩利支天の妻」
今回はあまり史実との関わりの少ないお話でした。ちょっと淋しい。
放蕩信玄
甲州名物「ほうとう」は、放蕩三昧であった若かりし頃の信玄にちなんで名付けたとか名付けてないとか・・・さっき思いついた出任せです、ゴメンナサイ(^^;
放蕩三昧の信玄を板垣信方が諫め、エピソードは『甲陽軍鑑』にあるもので、そこでは信虎追放後の話になっています*1。
この話には他に似た話があったような・・・確かあれは大友宗麟と立花道雪のコンビで、詩歌が踊りになっていただけだったと思う。もしかしたら家老が主君を諫める逸話の元ネタがあって、パターン化されているのかもしれないけど、どうなんだろう?
花倉の乱への伏線
天文五年(1536)6月のことですから、もうすぐなんですよね。で、まあ予想通り福島越前守が今川氏輝急死に絡みそうです。前島昌勝という人物が取次役として出てきたのも、乱後に福島越前守の残党を匿っていた前島一族が信虎に粛正される史実に合わせてのことでしょう。
さて、今後の展開が楽しみです。
*1:ただし年代は信虎追放前になっていて混乱がみられる。