太平記 第16回「隠岐配流」
元弘二年・元徳四年(1332)3月、後醍醐天皇が隠岐に配流される。
足利高氏は本拠足利荘の鑁阿寺で、前年に亡くなった父足利貞氏の法要を営んでいるが、これは創作だろう。金沢貞顕(児玉清)に二階堂道蘊(北九州男)までがわざわざ参列している。さらに新田義貞がひさびさに登場。今回よりショーケンから根津甚八に交代。逮捕されたからじゃないよ(笑)。このときは病気による交代でした。
さて、それから新田一族の岩松経家(赤塚真人)も登場し、義貞と二人で高氏に挙兵を促す。
この年の11月、吉野で護良親王(堤大二郎)が、河内で楠木正成が再蜂起。楠木正成の赤坂城奪還の場面に随分時間を割いていましたなぁ。
というわけで、鎌倉幕府滅亡のときがじわりじわりと近づいてきております。