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日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

その時歴史が動いた/日露戦争100年 日本海海戦/NHK総合

テレビ

欧米列強とのはじめての戦争である日露戦争。その勝利を決定づけ、国家の存続を守る大きな分岐点となったのが日本海海戦である。国力で劣る日本は戦争の早期終結を望み、ロシアの最強艦隊バルチック艦隊を一度の戦いで全滅させることを目指していた。その運命の一戦の作戦を一任されたのが若き参謀秋山真之。秋山は天才と謳われ、数々の作戦を捻出し、日本海海戦を勝利に導いた人物として知られている。しかしその実態は、度重なる挫折に見舞われ、それを乗り越えるための苦闘を繰り返した末の勝利だった。
番組では、秋山の日本海海戦にいたる苦悩を見つめ、国家存亡の危機を脱した明治日本の運命の瞬間を描く。
(番組公式サイトより)

ゲストは戸高一成さんじゃないですか。別に知り合いじゃないけど、先日読んだばかりの日本歴史の座談会*1に出てらしたので。それだけで何となく親近感を感じる。
さて番組ですが、冒頭からCG使って艦隊の動きを説明している。なかなか分かりやすい。
日本海海戦において、第一戦隊が敵艦隊に逆を突かれて逃走をゆるしかけるも、上村彦之丞の第二戦隊が独自の機転を利かせてそれを許さなかった、という話は知らなかった。やるじゃん彦之丞。番組参考文献にも挙げられていた『秋山真之 (人物叢書)』ではチラとも触れてない、というか日本海海戦自体についてはほとんど記述がない。その代わり、番組でも触れていた作戦立案に関することはそれなりに記されている。


個人的に最も関心を持ったのは、秋山が海軍大学校教官時代に将校に語ったという言葉。

「ただ斯くのごときもある是もある、と言ふ智識の増加で力は増加しないのである。兵書より得たるところを自分にて種々様々に考え、考えた上に考え直して得たる所こそ、実に諸君の所有物である。」

そう、まさしくそうなのよね。兵学に限らず何でもそう。日本史もね。だからこうやって、せめて日記なりにとも書き留めておこうと思って続けているのですが、少しはモノにできているのかいな。