愛知の城めぐり旅16〜犬山城〜
※2012年3月19日の記事です
昨晩に続いて犬山城へ。9年ぶり3回目の訪問、って随分ひさしぶりだったんだなぁ。
犬山遊園駅を出て、まずは目の前の木曽川へ。
名鉄犬山線の鉄橋の東側に聳える岩山は、木下藤吉郎が開城させたことで有名な鵜沼城跡。ここで営業していた旅館が閉鎖となって現在は立入禁止です。
ツインブリッジを渡って木曽川対岸へ向かいつつ、白帝城と称される断崖上の犬山城天守を撮影。
そして昨晩同様に、木曽川対岸の道路を東から西へ歩きつつ撮影していきます。
朝は西側からだと逆光に。反対に午後はこちら側からの撮影がオススメ。
ライン大橋を渡って、いよいよ犬山城へと向かいます。
麓に到着。自販機にイラストが・・・犬山市の公式キャラクター「わん丸君」だそうな。今やどこにでもゆるキャラがいるような気がします。でも「わん丸君」を見かけたのはここだけ。犬山市はもっとアピールしないと。
さて、天守へと向かいましょう。
三光稲荷神社の境内を通って、
「犬山城への近道」鳥居のトンネルをくぐって進みます。
石垣が見えてきました。
こちらは最近まで城主だった旧藩主成瀬家の屋敷で、左側の建物は土蔵です。ここも財団法人犬山城白帝文庫の所有になったのかな。
小銃櫓跡には模擬櫓が建っていますが、どこから撮っても絵にならない残念な代物。
まだ開門時間9:00には若干早いですが既に開門済み。
早速、右手の券売所で茶室如庵との共通入場券「国宝二つ巡り」(1200円)を購入してイザ入城。
復興鉄門をくぐるとすぐに天守が目に飛び込んできます。
三重四階の古式な望楼型天守。国宝です。
地階の穴蔵から天守内部へ。
階段登って、またすぐ階段。
ようやく1階です。
鎧とかが展示されています。
天守の模型も。
藩主用の上段の間。ここだけ畳敷きです。
2階へ。
2階中央の武具の間は天井が高いです。
階段を上がって3階へ。天井が低いです。
すぐに4階へ。
ここが最上階。
廻縁に出て外を眺めることができます。しかし高欄が低いのでちょっと怖い。高所恐怖症の人はつらいかも(汗)
南側を見れば本丸跡が一望できます。
遥か彼方には小牧山城(中央の小山)。さらに奥には名古屋駅周辺の高層ビルまで望めます。
一方、北側は眼下を木曽川が流れています。
安全のためか、工事のためか、高欄の向こう側に木組みが設置されていました。
ツインブリッジの向こうには木曽へと連なる山並み。
対岸の鵜沼城は目と鼻の先です。
こちらはライン大橋のある西側。奥の小山は織田信長が犬山城攻略のために築いた伊木山城です。
遥か彼方に見える冠雪した山は伊吹山でしょうか。