日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

二条城の重文・障壁画が破損…修復中に誤って踏む

京都市は7日、世界遺産・二条城(中京区)で、狩野派の絵師が江戸初期の1626年に描いた障壁画「紙本金地著色竹林群虎図(しほんきんじちゃくしょくちくりんぐんこず)」(重要文化財)の修復作業中に、委託業者の男性作業員(25)が誤って踏み、2か所を破損させた、と発表した。
破損したのは障壁画(縦159・3センチ、横216・5センチ)の金地部分。長径29センチ、短径25・5センチの楕円(だえん)形に大きくへこんだほか、長さ18センチ、横17センチの長方形にへこみ、数か所が破れた。
市によると、この日朝から、同城二の丸御殿(国宝)内の「遠侍(とおざむらい)一の間」で、この作業員や市の学芸員ら12人が障壁画4面を壁から取り外し、室外に運び出す作業を実施。この作業員はいったん室外に出たが、雨が降ってきたため、出入り口に雨よけのシートを張ろうと、午前11時半頃、室内にある脚立を取りに入った。その際、床面に置かれていた障壁画に気付かず、踏んでしまったという。
(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00001018-yom-soci

残念なニュースですが・・・ともかく隠さずに発表したことを評価しましょうか。
何やってんだ!と言いたくもなりますが、もし自分が作業員だったらと思うと、とても怖いです。仏像の運搬とかも怖すぎる。腕がポッキリ折れてしまいそうで(^◇^;)