桜満開!善光寺御開帳フリーきっぷの旅/3日目/上越市・小布施町・長野市
昨日のハードスケジュールにさすがの私も疲労困憊気味ですが、最終日も早朝から元気に活動開始!
とはいえ、高田城をめぐり終えた後はほとんど気が抜けたような状態になっていましたけど(苦笑)
さて、高田城の桜の写真もかなり多くなりましたので、これまたまとめて別稿にしました。そちらもどうぞご覧下さい。
(4/26更新完了…冒頭写真は高田城西堀の桜並木と妙高山)
信越本線(春日山→高田)
春日山駅で始発列車を待ちます。
駅前には上越市役所もあるのですが、ここは無人駅。市役所が置かれたのは、直江津と高田の争いを避けるという政治的理由からでしょうか?
ま、それはともかく昨晩はたくさんの乗客を降ろしたこの駅も、今朝は他に乗客は見当たらず静かなものでした。
5:31の快速妙高に乗車。乗客は各車両に2・3人とガラガラでした。早朝とはいえ、高田城へ向かう人がもう少しいるかと思っていたので、ちょっぴり拍子抜け(^^;
ちなみに今回も春日山城などの天地人関連史跡をスルーすることになってしまいましたが、桜目当てですし、その辺は仕方ないですね。いずれ訪れる機会もありましょう。
5:55 高田城跡
高田駅から歩くこと約20分、6時前には到着しました。
昨夜の喧噪が嘘のような静けさでしたが、昨日の上田城同様、やはり先客は結構いらっしゃいまして・・・皆さん一体何時に起きているのでしょうか?(^^;
ま、でもお陰様で良い写真がたくさん撮れましたー♪\(^o^)/
見どころが多すぎて困ってしまうくらいなのですが、一番のオススメは南堀ですね。ここはライトアップしていないので夜桜は楽しめませんでしたが、両岸に延々と続く桜並木が見事。そして何より人が少なかったので、のんびりと堀沿いの散策コースを歩き、桜を満喫することができましたよ。
それにしても、こんな春一色な高田城ですが、1月に訪れたときは雪景色で、吹雪いたりもしていたんですよね。何だかえらい昔の話のような気もします(^^;
8:50 旧師団長官舎
さて、桜を堪能した後は、少しだけ街歩き。昨晩ライトアップしていた二ヵ所をめぐります。
ここは第十三師団の師団長として高田に赴任した長岡外史中将が建てたもの。
その長岡外史の胸像。凄い髭ですじゃ。
見学無料です。1階は洋風、2階は和風。
長野電鉄長野線(長野→湯田中)
昨日に引き続き特急ゆけむりに乗車します。
先頭展望車の最前列に陣取りたいと急いだのですが、残念ながら先客あり。二列目に着席しました。
列車は千曲川の鉄橋を駆け抜けてゆきます。展望席からの眺めはさすがに迫力ありますね。
小布施で最前列が空いたので移動。のんびりと車窓を楽しみます。
あっという間に終点湯田中駅に到着。45分ほどの展望席初体験でした。
長野電鉄長野線(湯田中→小布施)
折り返し列車でも全面展望を堪能。でも、春の陽差しに誘われて、ついついウトウトと(_ _).。o○
車窓もちょっと単調なので(;^_^A
小布施到着後は、街に出て昼食。また蕎麦です(゚Д゚)ウマー
それから駅に戻って、レンタサイクルを利用。
15:00 岩松院
山裾に建てられた寺院。のどかな雰囲気でグッドです。
桜も満開でグッドです。
本堂の天井に描かれた極彩色の葛飾北斎画「八方睨み鳳凰図」は必見。堂内撮影不可なのが残念。拝観料300円。
本堂裏手の高台には福島正則の霊廟があります。
霊廟に安置された五輪塔。
福島正則は安芸・備後50万石の太守でしたが、改易の憂き目に遭い、替わりに信濃・越後で4万5千石を与えられ、ここ高井野の地に蟄居すること5年で亡くなり、岩松院に葬られました。
15:50 浄光寺
岩松院から山裾の「せせらぎ緑道」を南へ。ここにも満開の桜が。
木立の中の石段を登って、室町時代創建の薬師堂へ。重要文化財。
一昨年に屋根葺き替え工事が行われたばかりで、茅葺き屋根が非常に美しいです。
堂前の回向柱は、工事終了と昨年の建立600年を記念して建てたものだそうです。いつまで立てておくのかな?
18:00 松代城
日没前に到着。
夕焼けが美しいので、よく見える戌亥櫓跡から撮影。既に太陽は山向こうに沈んでしまいましたが、ひさしぶりに見事な夕焼けを見て、撮って大満足です。
その後は、夜桜ライトアップを撮影。堀端に陣取って、ブルーモーメントから漆黒の闇に至るまでじっくりと。
ただ、松代城は桜をライトアップするだけなので物足りなさも。石垣もライトアップすればもっと絵になること受けあいなのですが(-"-;)
本丸跡の夜桜は素晴らしいです。
この日は太鼓門前の広場にて灯明の演出も。
長野新幹線(長野→大宮)
まだ最終便までは時間があるのに、駅弁がほとんど売り切れていたのには焦りましたが、何とか確保に成功。車内で駅弁を頬張りつつ、帰還いたしました。
予想以上に充実した3日間となりました。ただ、その分だけ体力の消耗も激しく、いささか無茶しすぎた模様。やはり最低限の睡眠時間は確保せねばなりませんね(;^_^A