鉄道博物館を撮る/さいたま市大宮区
昨年10月にオープンした埼玉の新名所・鉄道博物館。
開館当初は勿論のこと、その後も人気は衰えず、半年で入館者100万人を突破。それも半年で60万人という見込みを大幅に上回るハイペースぶり。そんな埼玉屈指の観光スポットに、遅ればせながら地元民である私も行ってきました。
まあ厳密には史跡散策の要素は全くないのですが、その辺は大目に見て下さい(^^;
(6/2更新完了)
大宮駅からニューシャトルに乗って1駅の鉄道博物館前で下車、というのが一般的なアクセス方法ですが、私は地元なので自転車で向かいます。
ただこの日は朝から雨。開館の10:00に合わせて、9:30頃の出発を予定していましたが、ちょうど激しく降ってきたため、小降りになるまで出発を先延ばし。結局1時間遅れの10:30過ぎに家を出ました。そして20分足らずで到着。
そしてノースエントランスより入場。入館料1000円。
駅の自動改札風なゲートはSuicaの利用が可能ですが、その前にチケット販売機で電子チケットを購入しないといけないので、何だか二度手間のような? まあ大した手間ではないし、二重引き落としされるわけでもないので些細なことですがちょっと気になりました。
ワケも分からずノースエントランスより入場してしまいましたが、どうやらこちらには大したものはない模様。急いでメインの建物へと向かいます。道理で空いていると思った(^^;
やはり混んでるのねん(^^;
客層は親子連れが大半。ちびっ子の多さには驚かされました。ベビーカーで赤ちゃんを連れて歩く若いママさんの姿も多く、鉄博が人気テーマパークなんだということを実感いたしました。
まずはヒストリーゾーンの見学から。物凄く広いスペースにたくさんの列車が展示されています。数も多いし人も多いしで、撮影も一苦労(^^; 取りあえずまともに撮れたところを厳選して紹介していきます。
21形式新幹線、いわゆる0系新幹線ですね。初代の新幹線ですが、まだ山陽新幹線では現役だそうで。
残念ながらカットモデルなので、運転席の見学のみ。それもドアが開かないので、窓越しの見学となります。こちらのように車内に入れない列車も多いです。
222形式新幹線(200系)。東北上越新幹線用車両ですね。こちらは客席にも入れます。車両の底はオマケ。
フロアの中央にはC57形式蒸気機関車を載せた回転台。
回転台を回す実演も。ちゃんと動くんだ。
それにしても大掛かりな仕掛けです。地味だけど。
カルダン駆動体験コーナー。運転シミュレータみたいなものです。見えるのはモーター部分だけですけど。
こういう実際に触れて動かせるところは人気がありますね。大人も子供も並んでいます。私も並んでやって来ました。ま、まあまあ上手く出来たのではないかと(^^;
オレンジ色の中央線。車内に変な物が見えると思ったら、マネキンがみっしり。ラッシュを再現してるのか?(^^;
お昼になったので食事休憩です。食堂もありますが、混んでいますので、お弁当を買って屋外展示されている列車へ。こちらも空いてはいませんでしたが、座席を確保してちょっとした小旅行気分。動きませんけどねー(笑)
昼食後はミニシャトルに乗車しました。
雨も上がって、ちょうど運転再開ということで、列に並んだのですが、試運転を二度した後も色々調子が悪いようで係員さんたちが協議しているの図。
何だかんだで30分待ち。でもまあ待たされた挙げ句に運行できませんでした、となる最悪の事態は避けられました(^^;
乗車した感想は・・・とにかく遅い(笑) 人が歩くよりは若干早いか、ってくらい。
屋外ではその他にミニ運転列車がありますが、こちらは予約制で有料(200円)。本物さながらの運転体験ができるということで、受付開始直後に売り切れ必死のようです。今回は最初から諦めて様子を見学するのみ。
再び館内に戻ります。ラーニングホールは1階から3階まであり、様々な体験学習が出来るようになっています。子供向けですけど、大人も見て楽しめるようになっています。
最上階はパノラマデッキ。左手に新幹線・ニューシャトルの高架、右手に埼京線・高崎線。両者に挟まれてた狭く細長い敷地に建てられたのが分かります。有効活用ですね。
外の階段を降りて2階へ。
ギャラリースペースを見学した後、模型鉄道ジオラマにやって来ました。こちらは時間制になっていて、開始時間まで行列に並ばなければなりません。でも待っただけのことはある迫力のジオラマです。
ターミナル駅も何だか凄いことになっています。
そして勿論列車が走ります。照明の調整で朝から夜までの1日の様子を解説付きで演出。夜間はちゃんと北斗星やカシオペアの寝台特急が走っていたりして芸が細かいです。
模型列車が動く様子は写真じゃ捉えきれませんでしたので、珍しく動画を撮ってみたりしたのですが、まだ上手く使いこなせず(x_x)
ジオラマの見学を終えると、時間はもう17:00近く。館内もだいぶ空いてまいりました。閉館18:00までの最後の1時間が一番ゆったり見学できる時間帯かもしれません。再度ヒストリーゾーンを一回り。
三段式の開放寝台です。これはキツイ!(^^;
高級感漂う御料列車。ガラス越しに眺めるだけなのが何とも切ないです。
こちらは機関車弁慶号。小樽市総合博物館で見た*1「しづか号」の姉妹車両。あとは大阪にある義経号だね。
最後に運転シミュレータのコーナーを覗き見。ここも有料(500円)の予約制なので今回は残念ながら体験できず。次回来たときは是非ともチケットを入手したいと思います。
というわけで、不完全ではありますが、第1回鉄道博物館潜入記録はこれにて終了です(第2回はあるのか?)。お疲れさまでしたm(__)m