日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

青森・函館フリーきっぷの桜旅/7日目/七飯町・青森市

最終日はSL函館大沼号に乗車してきました!
初めての蒸気機関車乗車です。というか動いている蒸気機関車を見ること自体が初めてかもしれません(^^; これまでは博物館などの展示物での姿しか記憶がありませんので。
さて今回のプランですが、函館に到着した日、つまり2日前の4月30日に急遽立てたものでした。函館駅で広告を見て、「これは!」と思って即日切符を手配。ちょうど最終日の予定が空いていたのと、それを埋めるのに格好の時間帯であること。何より青森・函館フリーきっぷのフリー区間内なので指定券800円が追加でかかるだけ。案外リーズナブルだった点が大きいです。もちろん、SL初乗車というのが最大のポイントですけどね。


それから、発車までの早朝時間帯は元町周辺へ繰り出して前回のリベンジをしようと考えていたのですが・・・いたんですけど・・・寝坊しちゃいました_(^^;)ゞ
1週間という長丁場と連日の早起きの疲れがたまってしまったものかと。折角の晴天を無にしてしまったのは悔やまれますが、三連休パスのある限り、近いうちにチャンスはまたあるさ(゜ー゜)


(5/27更新完了…シリーズ完結!)

9:52 函館駅出発

9:10過ぎに函館駅へ行ってみると、既に客車が入線済みでした。まずは手始めに、まだほとんど人の居ない車内を思う存分に撮ります。


こちらは3号車のカフェカー。他の車両に比べてレトロな雰囲気が漂います。図らずもこの車両の指定席が取れたのでした(^_^)v


カフェカーというくらいですから、もちろんミニカフェが併設されています。でも、SLとカフェって、あまりイメージが結びつかない(^^;


全車両に取り付けられていたストーブ。さすがに今回は出番なし。というかSL函館大沼号は春と夏の期間限定列車なんですが・・・冬場はどこか別の場所を走っているのかな?


さて、ホームに降りて先頭へ行ってみると、ちょうど機関車がやって来たところですよ!


客車と連結します。オーライ!オーライ!


ガシャコン! ドッキング完了です(^^)


その後は、もちろんSL撮影です。SL前は記念撮影する人々で大賑わい。駅員さんも記念撮影をお手伝いしていたり。
私は空いているうちに手際よく雄姿をカメラに収めておきました。抜かりはありません( ̄ー ̄)


ハイカラ衣装を身に纏った客室乗務員さんと函館駅の駅長さん。撮る側だけでなく、モデルにもなって下さいました。これはもう、ちょっとしたイベントですよ。出発前からテンション上がります(^o^)


さて、いよいよ出発です。車内はほぼ満席。


先ほどの客室乗務員のお姉さんがガイド役を務めます。お姉さん素敵です(*^_^*)


列車は汽笛を鳴らし、ゆっくりと進んでいきます。トンネルに入って、辺りが真っ暗になるとより一層ムーディに(笑)


小沼湖が見えてきました。そろそろ到着です。車窓を流れる煙をなかなか捉えられずにいましたが、最後にバッチリ撮れました。

10:32 大沼公園駅到着

函館から40分。特急の倍かかりましたが、あっという間でした。
下車後は、再度SLを撮影しに走ります。函館では見られなかった黒煙をモクモクと吹き上げる姿、これこそ蒸気機関車っていう感じがしますねー。ただし、出発を見送ったとき、煙に巻かれて大変でした(>.<)ゴホッゴホッ


ホームに集まったたくさんの人々とともにお見送り。SLは森駅に向かって走り去っていきました。

10:40 大沼公園

今年3月以来、2度目の訪問になります。
前回は大沼湖に氷が張っていて驚きましたが、今回はさすがに氷は跡形もなく。


初めての北海道旅行/4日目/森町・七飯町・函館市 - 日本史日誌(2008/03/23)


そんなわけですから、遊覧船も航行していました。


中には波しぶきをあげて走る高速艇も。


こんな風流で珍妙な船も出てました(^^;


今回は駅周辺の散策路をひとまわりしてオシマイ。天気がいいのでサイクリングするのも気持ち良さそうではありました。


ただ、駒ヶ岳が若干霞んでいたのが残念。3月の雪化粧したクリアな姿を知っているだけに!

11:33 大沼公園駅出発

1時間弱の小散策を終え、特急スーパー北斗で函館へ戻ります。

12:53 函館駅出発

特急スーパー白鳥発車まで1時間の待ち合わせ。その間にお土産や駅弁を買ったりしました。あ、今回は白い恋人を余裕でゲット(^^)v
駅弁は親子いくら丼。前回食べたときの塩辛さが忘れられず、また買ってしまいました(^^*) 発車30分以上前に入線した列車に乗り込み、お腹も空いていたので発車前に完食。御馳走様でした(-人-)

14:45 青森駅到着

いつも通り過ぎるばかりだった青森駅を初下車。駅の北側に青森ベイブリッジが見えます。


青森ベイブリッジの下には歩行者専用の青森ラブリッジが。


別に愛を語りに来たわけではなく、八甲田丸を撮りにきただけ(^^;
まあでも、海はオトコの浪漫さ(-。-)y-゜゜なんて気取ってみたくなる場所ではあります(笑)

15:20 八甲田丸

八甲田丸は、函館の摩周丸同様、青函連絡船の生き残りで、やはり記念館となっています。入館料500円。


摩周丸と違う点もあります。まずひとつは煙突が展望台になっていること。
風がないので心なしか鯉のぼりたちが寂しそう。


煙突展望台からの函館方面の眺めです。



あとやっぱり八甲田丸の特色は車両甲板を見学できることですね。


それと地下のエンジンルーム。どちらも何だか無機質な感じが怪しい雰囲気を漂わせています。他に観光客がいなかったこともあって、ちょっと怖い(^^;

16:55 青森市森林博物館

青森駅の西側へ。旧青森営林局庁舎の建物で、市指定有形文化財
既に閉館時間を過ぎていましたので、外観を撮るだけで退散。それも建物全体は大きく、樹木の影に隠れてしまい、外観全体はとても写しきれないので、正面玄関付近を撮っただけとなりました。

18:08 青森駅出発

ちょっと早めに駅に戻って待つは、寝台特急あけぼの。


帰りはこれに乗ります。実はあけぼのが出た後でも特急白鳥と東北新幹線を乗り継げばまだその日のうちに帰れるのですが*1、折角「青森・函館フリーきっぷ」であけぼのに乗れるのだから、乗らなきゃソンソン♪ということで乗ることにしました。


個室車両の通路。今宵の寝床へと向かいます。


到着しました。B寝台個室ソロ下段です。
サンライズと同じく線路と平行の室内構造。窓が大きいので好きです。ただ、ちょっと狭いですね。出っ張り(上段への階段部分)が圧迫感ありますし。まあそれでもすぐに慣れましたけど(笑)


一方こちらは上段。少し広く感じますが、その代わり窓が小さめ。一長一短ありますね。


発車後は、一杯やりつつ車窓を眺め、旅の余韻に浸りました。夕暮れの岩木山がうっすらと見えたりして、寝台列車には何とも言えない趣があります。
そして大館駅でこの旅最後のイベント。予約しておいた花善の特上鶏めし弁当をデッキで受け取りました。評判通りの美味さに舌鼓を打ち、そろそろ秋田に到着、というところで急に眠気が。まだ21:00前なのに・・・そのまま力尽きて眠ってしまいました。かなり疲れていたようです(^^;
目が覚めたのは日付が変わった頃。暫くすると村上駅に到着しました。取りあえず部屋を片づけ、トイレを済ませ、今度はちゃんと眠ります(-_-)゜zzz…

6:29 大宮駅到着

朝の案内放送で目が覚めました。手早く身支度を調えて下車。
長かった旅もこれでオシマイです。色々課題や残念なこともありましたが、総じていい思い出となりました。ただ、ひさびさの長期旅行に頑張りすぎたのか、帰宅後しばらくは体調を崩しておりました(苦笑) 旅に出ると無茶することが多いので、ちゃんと加減できるようにならないといけませんね(^^;;;

*1:前回、函館より帰還したのがちょうどその最終便。