日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

再来年のNHK大河ドラマは異色の武将・直江兼続が主人公

NHKは26日、平成21年放送の大河ドラマが戦国武将、上杉景勝の家臣、直江兼続(なおえ・かねつぐ、1560−1619年)が主人公の「天地人(てんちじん)」に決まったと発表した。原作は火坂雅志さんの同名小説で、放送中の連続テレビ小説どんど晴れ」を手がける小松江里子さん(45)が脚本を担当する。
兼続は、少年時代に上杉謙信の薫陶を受け、義の精神を受け継ぎ、景勝に仕えた。その人間性と才気から、豊臣秀吉に家臣に請われ、伊達政宗にはライバル視され、徳川家康は時代になびかない兼続の義の精神を恐れたといわれる。
また、戦国の世にあって、兜((かぶと)に『愛』の文字を掲げた異色の武将でもあった。「義を重んじ背筋を伸ばし生きる姿は、今の日本人に何が必要かを教えてくれるのではないか」と内藤愼介チーフ・プロデューサー。小松さんは「下克上の時代に“愛”を掲げた人物に興味を持った。今までにない戦国ヒーローを描きたい」と語った。
サンケイスポーツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000007-sanspo-ent

武田(『風林火山』)をやって、今度は上杉ですか。北条はまたもスルーですか。


それにしても・・・うーん、微妙っすね。直江兼続は人気武将ではあるけれど、1年も保つほどの素材とも思えません。見せ場といったら、御館の乱長谷堂城の戦いくらいではなかろうか。多分このふたつと、不確かな青少年期に話数を大きく割くことになると睨んでおります。
まあ、御館の乱は楽しみですけどね。あと兼続の養子本多政重(本多正信次男)にも注目。
それから『愛』の兜は、愛染明王にちなんだものだったように記憶しておりますが、そんなことにはお構いなしに博愛主義者・平和主義者と性格付けされそうな気がしてなりません。