日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

NHK「功名が辻」で唐沢の前田利家が再び!

俳優の唐沢寿明(43)がNHK大河ドラマ功名が辻」(日曜後8・0)に、14年の大河「利家とまつ」で演じた前田利家役で出演することになり18日、東京・渋谷区の同局で収録を行った。
功名が辻」に出演する上川隆也(41)とはフジ系「白い巨塔」での共演をきっかけに親交を深め、「お前が大河をやるなら出てやるよ」という男の約束が発端となり実現。
(中略)
唐沢の登場は、豊臣秀頼元服の儀式など数シーンで10月1日放送。
サンケイスポーツ

(前略)
“唐沢利家”はメークやカツラも当時のまま、久々にスタジオ入り。「功名−」の主演・上川隆也(41)との食事の席で話が盛り上がり、出演が決まったそうで「この男(上川)が泣いて頼むのでしようがなく出ました」。同じ役で2つの大河に出演したのは、緒形拳豊臣秀吉)、高橋幸治(織田信長)らがいるが、「こういうことやってたんだなあ、と人ごとのように思います」と話した。唐沢の出演回は10月1日放送。
(スポーツ報知)

先週のニュースですが、忙しさに取り紛れて書き漏らしましたので、ここで改めて言及をば。
後半戦に向けての梃入れのような感じがして、浮きやしないかと心配になりましたが、数シーンのみだそうですし、それほど問題はなさそう。ただ、登場時の前田利家は60歳過ぎの晩年にあたり、わざわざ唐沢寿明を持ってくる必要があったのかどうか・・・。
ところで、前田利家がこれまで登場しないことを不満に思う向きもあるようですが、私は登場させる必然性が無く妥当な措置だと思っています。ただ、秀吉死後の政局を描くには外せない人物ですし、とはいえやはり1回こっきりの出番では唐突な感は否めないと思うんですよねぇ。せめてそこまでにポツポツと登場させておきたい。例えば諸大名が居並ぶようなシーンがあればそこに入れておくだけでも、違ってくると思うのですが。
池田恒興のことがあったばかりなので、余計にそう感じます。


ちなみに同じ役で2つの大河に出演、といえば『信長』『琉球の風』で羽柴秀吉を演じた仲村トオルが思い出されます。『琉球の風』のスタートが前年の『信長』を引き継ぐ形だったことに「ヤラレタ!」と思ったものです。今回もそんなサプライズがあれば面白い。