日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

歴史講座「続検証・戦国の城」/第1回「陶磁器が語る城」/埼玉県立歴史資料館

http://www.ksky.ne.jp/~rekishi/H17rekisikouza.htm


今年2月に行われたシンポジウム「埼玉の戦国時代 検証比企の城」*1の続編としての位置づけで開催された全3回講座。
始めは第1回に出るつもりはなかったのですが、勢いで3回全て申し込んじゃいましたよ。
参加者の年齢層はかなり高め。生涯学習というやつでしょうか、いいことですね。でも、埼玉県立歴史資料館は来年度から事業縮小とかいうショッキングな話が。どうなっちゃうの〜?


で、今回のテーマである陶磁器なんですが、陶磁器からどのようなことが見えてくるのか、に注目して受講。

  • 陶磁器は全国どこからでも出土。→共通の尺度を持つ史料
  • 形式などの情報から年代・生産地が分かる
  • 生産地が分かることから流通の史料にもなる
  • 同じ城内でも、出土品の形式の割合などからどのような役割を持っていたのかがわかる


まとめるとこんなところか。ふーむ、陶磁器の持つ史料性について認識させられました。いままでは何気なく、というよりほとんど興味を向けることのなかった陶磁器ですが、今後はそのような態度を改めてゆこうかと・・・。(^^;