新田義貞/峰岸純夫/人物叢書
- 作者: 峰岸純夫
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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- 二、建武政府を支えた新田一族
- 三、転戦する義貞
- 第三、義貞の妻・子息と一族・家臣
- 一、義貞の妻と子息たち
- 二、新田一族の活躍とその舞台
- 三、義貞家臣─船田氏・由良氏など
- 四、鎮魂と慰霊
- むすび─新田義貞の史的価値
後半は個人的に興味を惹かれる見解がなく、いまひとつ気持ちが盛り上がらず。
また、新田一族に関して一章割いているのだが、世良田氏*1に関する記述が少ない。江田行義や大島義政などの庶家についての言及はあるのだが、嫡流の動向についての言及が無かったのが残念。とはいえ、新田義貞の評伝にそれを期待するのは筋違いか。(^^;
「むすび」では、凡将と評する近年の論調への批判を展開。読みごたえあり。