日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

雑感

昨日、『2005-03-29 - 夜盗虫の朝寝坊』さんよりトラックバックをいただいておりました。
一昨日*1エラソーなことを書いたりしましたが、実のところあれで手一杯だったり(x_x) なんか今回は言及したいことが多くて・・・毎週毎週こうだとちょっとしんどいですね。ま、何日かに分けて言及すればいいんだろうけど。


ついでに、紹介した書籍について簡単な説明をば。

絵巻 (角川文庫)

絵巻 (角川文庫)

憲法印の日記(元ネタなしの著者オリジナル)に、同時代の人物を描いた短編を折り合わせた短編集。短編は、丹後局平知康源通親、卿二位(高倉兼子)を中心とした宮廷劇。個人的にはかなりツボな面々。
王朝物語がお好きな方には特にオススメできる一品かと。


公卿補任年表

公卿補任年表

その名のとおり『公卿補任』を年表形式にしたもの。官職昇進具合が図示されているので、見やすいし、見ていて楽しいですよ。プロ野球のデータブックなどと同じで、あれやこれやと想像しながら、見て楽しむ本です。そういった楽しみ方が出来る人は買って損はないかと。
ちなみに『公卿補任』と違うのは、位階については度外視されているので、散位公卿(非参議あるいは前官)が分からないのと、承久三年(1221)まで、つまり承久の乱の年が下限になっていること。
個人的には、国史大系の『公卿補任』全六巻が欲しいとも思うのですが、お高いし、何より置く場所がないのが・・・。