日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

虫のフンだった!…古墳石室の土粒、学者ら「まさか」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050328-00000104-yom-soci

古墳の横穴式石室を中心に各地の遺跡で出土し、五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄を願う儀式に、米の代用品として使われたと推測されてきた謎の土粒が、実はカブトムシかコガネムシの幼虫のフンだったことが28日、奈良県桜井市教委の調査でわかった。
”遺物”として、詳細な分析を続けてきた考古学者らを驚かせたり、苦笑させたりしている。
(中略)
桜井市教委文化財課の橋本輝彦主任は「まさか昆虫のフンだったとは。これほど詳細なカブトムシのフンの研究は世界的にも例がないそうで、別の意味で貴重な学術データになってしまった」と複雑な表情を見せている。

ワロタ。とんだ”遺物”でしたね(笑)。でも学問にはこういうことも付き物。それにデータが残ったわけで、決して徒労なんかじゃない。これからも研究に励んで欲しい。