2015四国バースデイきっぷ旅行7―宇和島城夜間開城―
※2015年7月23日の記事です。
いよいよ宇和島でのメインイベントです。
宇和島城は普段、夜間立入禁止ですが、年に一度だけ開放される日があります。それがこの日。毎年、牛鬼まつりの2日目に設定されているようです。
旅行計画当初、このことを知らず、この日は宇和島を訪ねる予定ではなかったのですが、知ってしまったからには訪ねずにはいられませんよね。というわけで、このためだけに計画を全て練り直しました。そういう意味からすれば、この旅のメインイベントと言っても過言ではないでしょう。
夜間開城の受付は19:00開始。桑折氏武家長屋門より入場します。
ちなみに天赦園を出たのは16:30。2時間以上時間が余ってしまい、どうしたものかと途方に暮れましたが、近くに宇和島バスセンターがあったので、待合室で休ませてもらっていました。
日中に通った井戸丸経由の石段は通行止め。舗装されなだらかな迂回路を進みます。
そして本丸到着。夕焼けに染まる宇和島湾が望めました。
19時半過ぎ。まだ空は若干明るさが残っていますが、既に天守のライトアップは始まっていました。そして天守前の広場にはたくさんの灯りが。
広場の灯りが良いアクセントになっています。
広場の灯りは上から見るとこのように。
宇和島伊達家400年に因んだ「400」と、その下には伊達家の家紋のひとつである九曜紋になっていました。
灯りは竹細工とペットボトルで出来ていました。
天守前は人がひっきりなしでしたが、奇跡的に誰もいないホンの一瞬を逃さず撮影。
その後、太鼓の演奏があり、
それが終わると、宇和島湾で花火が打ち上がりました。
ちょうど1年前の長崎花火以来の花火撮影。
長崎と比べちゃうと見劣りしますが、それなりに見応えがありました。ただし、見物場所としては良いのですが、宇和島城から打ち上げ場所までだいぶ距離があるので、撮影場所としてはあまりオススメできません。天守ライトアップのついで、くらいのスタンスが宜しいかと。
花火が終わって、最後に天守をもう一枚。かなり人が残っているので、あまり粘ってもその甲斐はなさそう。
ということで下山しました。
道灯りはあるものの足元はほぼ真っ暗。周囲の人の懐中電灯を頼りに(汗)、慎重にゆっくり降りました。
15分以上かけてようやく下山。
時間は21:45。次の日も朝早いので、速やかに宿へと向かったのでした。