日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

2014青春18きっぷの旅5―東大寺修二会(お水取り)―

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※2014年3月10日の記事です。

先週金曜、江戸東京博物館で開催中の「大関ヶ原展」を見学してきました。

平日にもかかわらず大変混雑していて疲弊しましたが、展示自体は充実していて大満足。また最近は関ヶ原の戦いや豊臣政権論に関する書籍を読むことが多かったので、個人的には非常にナイスタイミング。

 

さて、近況報告はこれくらいにして旅行記を続けましょう。いよいよ、この旅最大のお目当てのお水取り見学です。

8年前にも見学していますが、写真の出来が残念過ぎたのと、位置が遠かったので、今度は近くで良い写真を撮るぞと意気込んでやって来ました。

 

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16時過ぎに二月堂に到着しました。

人はまだ少ないです。 それもそのはず、開始までまだ3時間近くあります(苦笑)

とりあえず時間をゆっくりかけて、どこに陣取るか考えることにしました。

 

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まずは舞台へ。

舞台の手前、お堂寄りのスペースが最も間近で見学できる場所。ここが第一候補ですね。

 

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二月堂舞台からの眺め。

 

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舞台の眼下にも見学スペースがあります。真下から飛び散る火の粉を見上げるのも迫力がありそう。ということで、あちらが第二候補。

のんびり考えていましたが、17時半を過ぎると人が集まり始めました。そろそろ決めないと。

 

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ということで、結局舞台下に来ちゃいました。

 

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この日は残念ながら雲が多くて夕日は拝めませんでしたが、美しい夕焼けを見ることができました。

 

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二月堂の上空を見上げると月が。

 

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18時を過ぎるとだいぶ混雑してきました。あとはもう始まるのを待つだけです。

 

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19時過ぎ、登り廊下を進む松明の灯りが見えました。ようやく始まります。 

 

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キター!

火の粉が間近まで降り注いできます。風が強い日は危ないそうですよ(汗)

 

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舞台を駆け抜ける松明。うーん、上手く捉えられない(泣)

 

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そして次から次へ、10本の松明が二月堂に上がりました。

 

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 ふぁいやー!ふぁいやー!

やはり遠くから見たときとは迫力が段違いです。写真はいまいち上手く撮れませんでしたが、そんなのは些細なことに感じるくらい興奮しました。

 

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30分足らずで終了。辺りを見回すとたくさんの人で埋め尽くされていました。

 

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19時半。引き上げます。

実はこの日のうちに埼玉まで帰らねばなりません。

 

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20:00発の京都行き近鉄特急に乗車。これに乗り遅れると帰れません(汗)

それゆえ、帰り道は人波をかき分けるように急ぎ足で歩いてきました。

 

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晩御飯は近鉄奈良駅で購入した柿の葉寿司。

鯖、鮭、鯵、鯛の4種類が楽しめるお得なヤツです。

 

この後、京都で新幹線に乗り換えて、埼玉の自宅にも無事帰宅しました。

お水取りはまたいつか撮影リベンジに行きたいですね。もっと技術を磨いて・・・次は舞台上から撮影しようっと。