2014青春18きっぷの旅4―奈良―
※2014年3月10日の記事です。
またサボり癖が発症してしまいました。
3月に島根旅行に行ったりして、更新に間が空いてしまい、そこからズルズルと・・・イカンイカン。というわけで再開します(汗)
旅3日目のお目当てはお水取り。ですがお水取りは夜なので、それまでは奈良散策です。今回はこれまで訪ねたことのない般若寺へと足を延ばしました。
蓮長寺
朝9時過ぎに奈良駅前のホテルを発ち、北東に向かいます。
取りあえず進路沿いの重要文化財は撮影しておこう、ということでまずは蓮長寺本堂です。ここは8年ぶり。
奈良女子大学
ここも8年ぶりですが、今回も潜入叶わず。そろそろ本気で春秋の一般公開狙ってみようかしら。
その後、正倉院を訪ねたのですが工事中で見学できませんでした・・・ガックリ。
なお、現在は工事も終わって公開されているようです。
東大寺勧進所
通常非公開なので、壁越しにみえる勧進所経庫(重要文化財)を撮影。
東大寺は何度か訪れていますが、コレは今まで完全に見落としていました。
東大寺転害門
大仏殿などを素通りして転害門(国宝)へ。
幾多の戦災を逃れ、現在に伝わる東大寺創建当初の建造物です。
俊乗房重源之墓(東大寺五輪塔)
しかも鎌倉時代に大仏再建した重源上人の墓と伝わります。
三笠霊園の中でも高台にあるので、見晴らしがよいです。
般若寺
かわいらしい楼門(国宝)が出迎えてくれました。
ただしここは入口ではありません。
左奥に見えるの経蔵も重要文化財。
西国三十三観音の石仏は境内のあちこちに。
さらに著名人の供養塔も。
木津で斬られ、般若寺門前で晒し首となった平重衡の供養塔。
保元の乱で負傷して、逃亡先の般若寺で亡くなった藤原頼長の供養塔。
そして護良親王の供養塔。元弘の変で般若寺に潜伏した縁によるものか。
コスモス寺として知られる般若寺は、四季折々の花が楽しめる花の名所。
3月上旬の境内はさすがに彩りに乏しいものがありましたが、梅の花が咲始めていました。
北山十八間戸
多聞城跡
大和一国を支配した松永久秀の居城。現在は中学校の敷地になっています。
ここは堀切かな。
聖武天皇佐保山南陵
ここに来る途中、雪が舞い始めてしまいました。どうなることやらと心配しましたが、すぐに止んで晴れ間が。
仁正皇后佐保山東陵
東大寺ミュージアム
東大寺に戻ってきました。
お昼も済ませたし、ここから先はお水取りまで特に予定も考えてないし、さてどうしよう?
そんなこんなでフラフラと南大門まで歩いてくると、見慣れない建物を発見。2011年オープンの東大寺ミュージアム。こんなのが出来ていたんですねー、知りませんでした。
雨も降ってきたし、雨宿りついでにこちらを見学することにしました。展示品はさすがの質と量です。
仏教美術資料研究センター(旧奈良県物産陳列所)
雨が上がったので東大寺周辺を少しばかり散策。
ここは見学できないので、門外より眺めるだけ。重要文化財。
円窓亭(旧春日大社板倉)
公園の中に佇む不思議な建物。重要文化財。
若草山
実はまだ一度も登ったことがありません。この日も入山期間外。
仕方が無いので、鹿を撮影しました。
気のせいか、みんなどこか気だるげな表情(笑)
手向山神社
東大寺の鎮守社であった手向山神社。
東大寺法華堂(三月堂)
手向山神社のすぐ北に国宝の法華堂があります。
この裏手がお水取りの舞台となる二月堂。まだ16時過ぎですが、場所確保のため向かうことにしました。