京都2014秋の特別公開をめぐる旅24―詩仙堂と石川丈山墓―
※2014年11月1日の記事です。
続いてはバスで洛北へ一気に移動。途中の寄り道は全部切り捨てて、詩仙堂とその詩仙堂を建てた石川丈山の墓を訪ねました。
泉涌寺道から途中、東山三条で乗り換えて、上終町京都造形芸大前で下車。まずは石川丈山墓を目指して歩きます。
波切不動に到着。石川丈山の墓はこの波切不動の手前の分かれ道を進んだ先になります。しかし何の案内板も無いので、本当にたどり着けるのか半信半疑でした。
そして山道を登ります。薄暗くて心細いです。
登りは僅かで、その後はなだらかな道が続きます。
無事発見!
波切不動から10分足らずで到着しました。
石川丈山墓(国指定史跡)。
山中にポツンと佇んでいます。
石川丈山は漢詩に優れた江戸時代初期の文人。もとは徳川家に仕えた武将で、詩仙堂に隠棲してこの地に葬られました。
石川丈山墓から徒歩10分ほどで詩仙堂に到着。 こちらも国指定史跡。
隠れ家のような雰囲気です。
現在は丈山寺という曹洞宗のお寺になっているのですが、お寺らしさはありません。
思いのほか観光客が多く、撮影するのも一苦労。
庭園も素晴らしいのだけれど、この時期は彩りが少なくて物足りなく感じます。
門を出て、石垣沿いの径を進むと庭園に降りられます。
あまり建物に近づくと観光客が写り込むのでこのくらいが限界。
いよいよ京都旅行も次ぎで最終回です