日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

京都2014秋の特別公開をめぐる旅21―東福寺―

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※2014年11月1日の記事です。

あけましておめでとうございます。

2015年はどこへ行こうか・・・うーん、まだ何も考えていません。取りあえず昨年の旅行記を書きあげてしまわないと。ということで京都旅行3日目最終日です。

生憎の雨の中、京都五山第四位の東福寺へ。国宝の三門の他、幾つもの重文建築があります。また、塔頭の龍吟庵が特別公開中でしたので訪ねてきました。

 

京都駅から南へ歩き、大石橋からバスに乗って東福寺へ向かうつもりでしたが、便数が無さ過ぎて、隣の九条河原町まで歩く羽目に。

これなら普通に京都駅からJRで向かえば良かった・・・この日もバスの1日乗車券を使用したため、電車代をケチったばかりに時間をロスしてしまいました。

 

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境内はずれにある二王門(重要文化財)。

 

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月下門(月華門)も重要文化財。ここから境内には入れません。

 

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臥雲橋。

 

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臥雲橋から向こうの通天橋にかけては紅葉の名所。

もう少しすれば一面真っ赤に染まるハズ。

 

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日下門から境内へ。

開門8:30までには着く予定でしたが、結局5分以上オーバーしてしまいました(泣)

 

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最初に向かったのは通天橋。ここから開山堂にかけて有料です。

 

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今度は通天橋から臥雲橋を望みます。

紅葉真っ盛りの時期にも訪ねてみたいですが、大混雑なんでしょうなあ。

 

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通天橋を渡りきり、左手に進むと、万寿寺より移築された愛染堂(重要文化財)があります。

 

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雨が激しくなってきたので、回廊に戻り、開山堂へと向かいます。

 

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回廊を登って開山堂(重要文化財)に到着。庭園もあります。

 

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開山堂ではお坊さんが集まって、何かの儀式が執り行われていました。 

 

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ここの庭園は池泉庭園だけでなく砂庭も。チェック柄の模様なので、枯山水ではありませんね。

 

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雨も弱まってきたので開山堂を後にしました。

 

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続いて本坊庭園(国指定名勝)へ。ちなみに通天橋とは別料金です。

 

本坊庭園は2014年に国指定名勝となったばかり。

近代作庭の大家・重森三玲によって造られ、方丈の四方に配された庭園は「八相の庭」と名付けられました。

 

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円柱石で北斗七星を表した東庭。

 

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方丈前に広がる南庭。

 

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サツキを刈り込んだ西庭。

 

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方丈の北西には舞台「通天台」が設けられています。

 

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ここからも通天橋が望めます。

 

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最後に北庭。苔と敷石で市松模様になっています。

ちょっと苔の状態が芳しくないのが気になります。

 

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本坊庭園を出て、次に訪れたのが塔頭・龍吟庵。通常非公開です。

 

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手前に偃月橋(重要文化財)が架かっています。

 

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偃月橋を渡ると正面に龍吟庵の表門(重要文化財)。

 

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そしてこちらが国宝の龍吟庵方丈。

でも内部は撮影不可ですし、外観も撮れそうな場所は見当たりませんでした。

 

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こちらの庫裏は重要文化財

 

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建物内部は撮影不可ですが、お庭はOK。

ここも本坊庭園と同じく重森三玲により造られたもの。

 

龍吟庵を出ると、ようやく雨があがりました。

ここからは東福寺境内の南側、無料エリアを巡ります。 

 

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室町時代の浴室(重要文化財)。

 

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五社成就宮。

 

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五社成就宮への石段の途中に十三重石塔重要文化財)。

野ざらしの割に保存状態が良いです。

 

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五社成就宮の奥には鐘楼(重要文化財)が隠れています。

 

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巨大な本堂(仏殿)。昭和9年に建てられたもの。

 

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そして国宝の三門

 

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三門もデカイです。

 

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六波羅探題の屋敷門を移築したと伝わる六波羅門(重要文化財)。 

 

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便所である東司(重要文化財)も残っています。

 

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最後に禅堂(重要文化財)。

 

広いし、見どころが盛りだくさんなので、東福寺を出たのは12時過ぎになってしまいました(汗)